マルコス・ジョレンテが番組で語った独自のルーティンと持論

マルコス・ジョレンテがテレビ番組「エル・オルミゲロ」に出演し、アトレティコの現状や迫るワールドカップへの思い、そして話題を呼んでいる自身の生活習慣について赤裸々に語った。

彼の食生活や休息、トレーニング方法は一般的なものとは大きく異なっている。『旧石器時代の食事法で100パーセントの力を発揮できる。これはライフスタイルであり、生き方だ』と語り、肉、魚、野菜、イモ類(サツマイモやキャッサバなど)を中心とし、乳製品、パスタ、穀物を一切摂らない食事法を実践している。さらに『僕はカロリー計算はしない。そんなものは信じていない。何を食べるかよりも、いつ食べるかの方が重要だ。夜にスポーツをする意味がないように、夜に食べる意味もない。夜はガソリンを消費しないのだから、消費しないのが一番だ』と独自のカロリー観を披露した。

休息についても季節ごとに就寝時間を調整しており、春夏は22時から22時15分の間、秋冬は22時30分から23時の間にベッドに入る。朝は8時に起床し、まずは外に出てから有名なバター入りコーヒーを作るという。『エネルギーをくれるし、健康的な脂質だ』と説明している。

また、新著「Free Human」についても触れ、『この本は、最も快適な時代に生きているにもかかわらず、私たちがますます疲れ、不安になり、切り離されていると感じていることについて書かれている』と説明。シンプルでアクセスしやすい習慣でエネルギーと健康を取り戻す方法を説いている。タイトルについては『自由な人間という意味だが、人間を解放するという意味もある。僕は自由な人間を意味しているが、もう一つの意味も悪くないね』と笑いながら語った。

幼少期については、感情を表現するのが苦手でとても冷めた子供だったと告白。父親も同じような性格で、家ですれ違っても挨拶しないこともあったという。しかし学校の宿題で、家に入って相手に会うたびに「愛してる」と言ってハグをするという課題が出され、『最初は「やあ、やあ、愛してるよ」と言って、笑いがこみ上げてきて爆笑した』と振り返り、それが父との心の壁を壊すきっかけになったと明かした。

サッカーの敗北の消化については『(怒りは)ゼロだ。家に帰って、娘の顔を見て、それでおしまいだ。もっと苦しむチームメイトもいるが、人それぞれだ。僕は早くページをめくることができる幸運を持っている。自分の中にあるものをすべて出し切ったらそれで終わりだ』と語る。チームメイトとの関係については『試合中に言い合いになることはあるけど、病院に行くような喧嘩は経験したことがない。パンチの殴り合いもない。他のチームではあるかもしれないけどね。もし悪い雰囲気があったら、絶対に影響する』と述べた。また、WhatsAppのグループで一番バカなメッセージを送ってくるのはアントワーヌ・グリーズマンだとも明かした。

エンリケ・セレソ会長にエンバペとラミン・ヤマルのどちらの獲得を勧めるかと聞かれると、笑いながら『どちらも勧めない』と答えている。

チャンピオンズリーグについては『CLの決勝に行ったり優勝したりするのはとても難しい。遠くまで行けば行くほど学ぶ。若手選手がそのような試合を経験することは、彼らを大きく成長させるし、僕らもそうだ』とコメント。一番緊張した瞬間については『CLの準決勝だ。PK戦はコイントスのようなもので、君と、キーパーと、ゴールだけ。最も緊張する瞬間だ。パンネンカ(チップキック)は絶対にやらない』と語った。

今後のワールドカップについては『どうなるかわからないけど、行けたらいいな。選手は監督が記者会見で発表して初めて知るんだ。事前に教えてくれる人はいないからね』と期待を寄せている。

プロスポーツの身体への影響については『僕たちは無理をしすぎている。怪我の数を見てほしい。限界までやっている。試合の強度だけでなく、移動も多い。僕は何も感じないし完璧だけど、突然体に何か起きて5週間の離脱になったりする』と警鐘を鳴らした。引退時期については『具体的な数字はないけど、自分が一番長くプレーする選手になるとは思わない。35歳以上プレーすることには惹かれない。「絶対」とは言わないけど、自分の人生観からして、割に合うとは思えない。リラックスしてプレーするからではなく、移動や家を空ける日数のことだ。W杯に行けば50〜60日、それに合宿もある。これ以上お金を稼いだりプロとして成功したりする必要がない時点が来る。その時を迎えることを恐れてはいない』と潔い考えを明かした。

最後に、SNSで議論を呼んだ日焼け止めを使わないという発言についても言及。『太陽と一貫した関係を持つべきだ。一年中太陽を浴びないで、8月に7時間ビーチにいるなんてありえない。太陽を恐れずに、少しずつ順応していくことを推奨している。日中のもっとも日差しが強い時間に何時間も浴びろとは言っていない。僕の父は60歳でずっと日焼けしているが、何も起きていない』と自身の考えを弁明した。

(via SPORT)

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