指揮官が突きつける「最悪のスタート」という真実:イニゴ・ペレス監督が明かした勝っていても残った「不安」と、CLドルトムント戦に向けた緊急警報

開幕4試合を消化して未だ勝ち点3を掴めていないビジャレアル。イニゴ・ペレス監督は試合後、言い訳を一切排除し、極めて冷徹な現実を突きつけました。

この最悪のスタートについて、指揮官は次のように痛烈な自己批判を行いました。

『開幕のスタートとしては本当に最悪だ。ひどくイライラしているし、胸に深い痛みを感じている。このような危機的な状況においては、現実から目を背けずに真実を分析し、何が問題であるかの正確な診断を下さなければならない』

また、守備陣のミスが勝敗に直結したことに対しては理解を示しつつも、より深いチームの戦術的・精神的な欠陥に視線を向けています。

『個人のミスが敗戦の代償となったことには同意する。しかし、サッカーで犯してしまうようなミスを言い訳にするのではなく、そのさらに奥にあるものを見つめ、チームに何が起きているのかを突き止める必要がある。たとえミスによる敗戦だったとしても、私たちが追い求めているフットボールの本質的な何かが欠けており、それを未だに見つけられていないことが一番の問題だ。今日、もし仮に最後を踏ん張って勝っていたとしても、私の心は不安で満たされたまま帰路についていただろう』

他チームの結果次第では早くも降格圏に転落する可能性があるという非常事態に対し、指揮官はすぐにやってくるチャンピオンズリーグの舞台を、チーム再建のカンフル剤にしようと考えています。

『ここからどれほど苦しい状況になろうとも、私たちは改善の道を模索しなければならない。火曜日には、私たちが心から望んで、戦いたいと願っていたチャンピオンズリーグという素晴らしい舞台での、タフなドルトムント戦が控えている。悲しみに暮れたり、後悔したりしている時間など一瞬もない。プロのフットボール選手であれば、こうした逆境を乗り越え、ピッチ上でもう一度スイッチを入れ直し、失った自信を自らの手で取り戻す能力があると信じている。選手たちがドルトムントの地で勝利できると信じ、そのための十分な準備を整えられるはずだ。ただ、この開幕数試合で突きつけられた現実に灯る警告は、私たちがすぐに、そして全力で対処しなければならない緊急の警鐘であることは間違いない』 (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

お祭りムードのスタジアムでまさかの逆転負けを喫したビジャレアル。新星サリバの輝きなど希望はあるものの、個人のミスと守備の混乱、そして指揮官が漏らした本質的な戦術的課題は深刻です。中2日で控えるドルトムントとのCL初戦に向け、チームは早急な立て直しを迫られています。