【FCバルセロナ

FCバルセロナとスペイン代表の象徴的存在となったラミン・ヤマル。彼の原点であるカタルーニャ州マタローのロカフォンダ地区について、地元住民協会の元会長であるロシオ・エスカンデル氏がSPORT誌の独占インタビューに応じ、スター誕生に伴う家族と街の変化について語った。

エスカンデル氏は、ラミン・ヤマルが世界的な脚光を浴びる前の父親ムニル・ナスラウィ氏について『あのような大騒ぎになる前のムニルは、家族や友人、そして街での日常的な暮らしをとても大切にしているごく普通の静かな近所の人だった』と述懐する。しかし、息子が19歳にして世界のトップへ登り詰めたことで、取り巻く環境は激変した。

『子供が世界的な影響力を持つようになると、家族全員の人生まで完全に変わってしまう。以前は静かに暮らしていた人たちが、突然世界中から注目され、関心を持たれるようになる。メディアの華やかな光の裏にある人間的な側面を忘れてはならない』とエスカンデル氏は指摘する。

ラミン・ヤマルの代名詞である「304」(ロカフォンダの郵便番号)のパフォーマンスによって、世界的に有名になったこの街だが、エスカンデル氏は『ロカフォンダは単にラミンが育った場所というだけではない。多様性と助け合いの精神に満ちた、働く人々の街だ。ラミンの成功は、この街の子供たちにとって「どこからでも才能は開花し、夢に手が届く」という大きな希望になっている』と語り、かつて静かに暮らしていた家族への温かい理解と街の誇りを口にしている。(via SPORT)