マルク・バルトラの深いベティス愛
ベティスのキャプテンを務めるマルク・バルトラが、クラブのYouTubeシリーズ「Informe Botello」に出演し、自身のキャリアやサッカー哲学について深く語った。彼がサッカーを始めたのは家族の影響が大きく、『父は40歳までプレーし、叔父たちもそうでした。家族全員がサッカー好きで、小さい頃から父の試合を見に行くのが週末の楽しみでした。私もセンターバックなので、いつも5番の選手(父)を追いかけていました。彼はキャプテンで、特別な存在でした。彼がどう動き、どうボールを出し、どう守るかを見るのが好きでした』と振り返った。現在も父親や監督をしている兄と戦術について熱く語り合っているという。
プロへの道のりについては『すべてが徐々に進み、バルサBからトップチームへと進みました。メンタルコーチとの仕事も始めましたし、同じような段階を踏んできたチームメイトがいたことも適応を助けました』と語ったが、最も成長を感じたのはドイツでの経験だったという。『ヨーロッパのビッグクラブでさらに重要な存在になりたいと感じていました。そこでトーマス・トゥヘルと出会い、彼は戦術の狂人で、1試合で3つの異なるシステムでプレーすることもありました。3バックの左センターバックとしてプレーし、それまでとは全く違う経験でした。現在も付き合いのあるアナリストと出会い、より多くを学ぶことに夢中になりました』と語り、ドイツカップ優勝の喜びも振り返った。
ベティスへの加入については『私は物事に多くの愛と感情を注ぐタイプで、ベティスというクラブはまさにそれそのものでした。到着した初日からサッカーへの愛を感じました。キケ・セティエン監督の下、ドルトムント時代のように3バックでプレーしていたので、適応は非常に早かったです』と語った。現代のセンターバックに求められる能力の多さにも言及しつつ、自身の強さの根源であるレジリエンスについては『謙虚な家族で、両親の信じられないほどの労働文化を見てきました。状況が悪い時でも彼らは働き続けていました。もし彼らが仕事でそれをやっていたなら、私の情熱であるサッカーで私がやらないわけがありません』と力強く語った。
また、ベティスの代名詞である「マンケピエルダ(負けても)」の精神について、『結果が良くても悪くても、どん底に落ちても、その情熱によって必ず立ち直ります。ここでは他では見たことのないレベルの情熱を感じます。「あなたが一番ふさわしくない時に、一番愛をあげる」という言葉は、クラブの歴史を物語っています。その歴史こそが土台であり、家族を通じて受け継がれてきた非常に強い何かがあるからです』と表現した。将来の監督就任への意欲も見せ、『いつか監督だと言える日は遠いと思いますが、好きであることは確かです。試合後は必ず見直しますし、監督の意図を理解することで、試合中に考えなくても自然と体が動くようになります』と戦術眼の高さを見せつけた。 (via Estadio Deportivo)