CEサバデル&ADセウタFC:前半のPK取り消しをめぐる審判とVARの会話記録が公開!IFAB競技規則に基づく『肩の非処罰エリア』の真相
敵地でADセウタFCを2-1で撃破したCEサバデルの試合について、スペインサッカー連盟(RFEF)が前半10分に発生した物議を醸すPK取り消し劇の審判団VAR会話音声を公式公開しました。
問題の場面はスコア0-0の10分、アレックス・バエナのクロスがセウタのDFカルロス・エルナンデスに当たった際、ピッチ上のオラツ・リベラ主審が即座にサバデル側のハンドによるペナルティキックを宣告したことで起こりました。
公開された音声データによると、VOR(VARルーム)のアルバロ・モレノ審判はすぐさまリベラ主審へ連絡を入れ、以下のようにアドバイスを送っていました。
『オラツ、あなたが宣言したハンドによるペナルティキックをキャンセルする可能性について、モニターでの確認(OFR)を推奨します。我々の見解では、ボールの接触点は肩であり、ルール上罰せられない領域です』
リベラ主審はモニターで映像を確認後、『その通りですね。接触点は非処罰エリアです。了解しました。ペナルティキックを取り消し、ドロップボールで再開します』と返答し、判定を覆しました。
IFAB(国際サッカー評議会)競技規則第12.1条において、「ハンドの infracción(違反)を明確に判定するための腕の上限境界線は、腋の下の底面と一致する」と規定されています。今回の判定はこの基準に正確に合致していたことが音声により証明されました。判定取り消しの不利を跳ね返して勝利したサバデルにとっても、判定の透明性が示される形となっています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
今節のLALIGA Hypermotionは、上位陣の暗雲と追い上げる勢力の躍進が目立つ激動の一日となりました。破竹の6連勝を飾ったアルメリアが圧倒的な攻撃力を見せて2位へ一気に躍進を果たした一方、無敗を誇っていた首位争いのカステリョンがアンドラに足をすくわれ、昇格争いの勢力図はさらに混とんとしています。
また、下位〜中位に沈むラス・パルマスは4試合勝利なしとなり、デ・ラ・バレーラ監督の退任危機が極限まで高まるなど、各クラブの指揮官の去就やチーム状態の二極化がより一層鮮明になりつつあります。