構想外CBマルカオン&ファビオ・カルドソの残された課題

スポーツ・ディレクターのホセ・イニャシオ・ナバロ(JIN)氏が今夏に推し進めたセビージャFCの「大掃除」は、17選手を放出し2,000万ユーロ以上の人件費・コストカットに成功する大きな成果を上げました。しかし、土壇場で売却が叶わなかった2人のCB、マルカオンとファビオ・カルドソの存在がチームの課題として浮き彫りになっています。

先日のアントニオ・プエルタ杯で両選手が見せたパフォーマンスは、フロント陣がなぜ彼らの放出を強く望んでいたかを証明する形となりました。マルカオンは9ヶ月ぶりの復帰戦でありながら前半30分未満で再び負傷退場。セビージャ加入後13回目の負傷離脱となり、痺れを切らしたスタンドからは激しいブーイングが浴びせられました。太腿の筋肉破断により全治3〜8週間の離脱と見られており、チーム最高給を受け取りながらガルシア・プラサ監督のCB序列では下から2番目に甘んじています。契約が2028年まであるものの、クラブは2027年夏の退団を現実的な解決策として見据えています。

一方、2月初旬以来の出場となったファビオ・カルドソは14分間のプレーにとどまり、試合勘の欠如とコンディション不足を露呈。アストン・ヴィラの攻撃陣に終始後手へ回りました。契約解除に応じず残留を選択したカルドソですが、契約は2027年まで残っており、クラブは1月に開幕する冬の移籍市場で再び放出に向けた交渉を行う方針です。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

代表ウィーク中もOBモンチ氏やイボラ氏の熱い言葉、若手GKフラン・ゴンサレスの躍動など話題に事欠かないセビージャFC。一方でマルカオンやカルドソといった人員整理の積み残し課題も浮き彫りとなっており、今後の冬の移籍市場やリーグ再開に向けたチーム作りから目が離せません。