コロンビア代表の悲劇

スイスとのPK戦の末にW杯を去ることになったコロンビア代表のハミントン・カンパスが、試合後にSNSで自身や家族に対する殺害脅迫を受けたことを告白した。カンパスはグループステージでゴールを決めるなど活躍し、PK戦でも見事にシュートを成功させたが、延長戦の終盤で決定的なチャンスを逃したことが一部のファンの怒りを買った。

彼は自身のInstagramで長文の声明を発表し、『どうかリスペクトを忘れないでほしい。考え方が違ったり、フラストレーションや悲しみを感じるのは当然だが、どんな情熱も憎しみや恐怖の中で生きることを正当化しない』と訴えかけた。同時に、子供の頃からの夢であったW杯出場とゴールを果たせたことへの感謝も綴っている。

(via MARCA)

PKの心理戦

フランス対モロッコ戦の序盤、エンバペが自ら得たPKのシーンで、ピッチ上では異様な心理戦が繰り広げられた。ファウルを受けた後、モロッコの選手たちがペナルティエリアからなかなか退去せず、主審がエンバペに対してボールの置き直しを要求するなど、キックまでに長い時間がかかった。

その間、モロッコの守護神ボノはエンバペに二度近づき、言葉をかけるなどの揺さぶりをかけた。この長時間の待機と心理戦が影響したのか、エンバペのシュートは力がなく、ボノに完全に読まれてセーブされてしまった。PK失敗後、エンバペは苛立ちを隠せず、給水タイムや監督の指示中にも主審に二度近づき、PKの実行までに時間がかかりすぎたことへの説明を激しく求めた。

(via MARCA)

両軍の髪を整える男

フランス対モロッコ戦の裏側で、ボストン郊外のウォルサムで理髪店を営む「ココ」ことカンディド・フェルナンデスという美容師が両チームの架け橋となっていた。彼は見知らぬ番号からのWhatsAppメッセージでホテルの部屋に呼び出され、そこで待っていたのがエンバペとデンベレだったという。『冷静を保とうとしたが、世界最高の選手たちの髪を切っていることに気づいて震えた』と彼は語っている。

さらに、エンバペがパリ・サンジェルマンのチームメイトであるアクラフ・ハキミにこの美容師を紹介したことで、彼はモロッコ代表の宿泊ホテルにも赴き、ハキミやチャディ・リアド、エル・カンヌスらのヘアカットも担当することになった。彼によれば、フランスの選手たちからの最も多い要望は『髪を後ろに流しすぎないでくれ』というものだったという。

(via Mundo Deportivo)