フェデ・バルベルデの「17日間での奇跡的復帰」とアトレティコ公式Xの皮肉攻撃問題
9月20日に行われたシビタス・メトロポリターノでのマドリード・ダービーにて、ウルグアイ代表MFフェデ・バルベルデは相手MFイ・ガンインから激しいタックルを受けました。試合終了後、クラブからは「左足首の重度外傷」およびその後の精密検査で「左足首のグレード3の捻挫(esguince de grado 3)」という重い診断結果が発表されていました。通常であれば全治2ヶ月から3ヶ月、早くても1ヶ月以上の長期離脱が避けられないとされ、ウルグアイ代表の招集も見送られていた状況でした。
しかし、負傷発表からわずか17日後となる10月9日金曜日、バルベルデはバルデベバスでの全体練習に何事もなかったかのように完全復帰を果たしました。それだけでなく、翌日に控えるビジャレアル戦の招集メンバー(lista de convocados)全22名の中にサプライズで名を連ねる事態となったのです。
この電撃的な戦列復帰に対し、宿敵アトレティコ・マドリードがすぐさま反撃に出ました。アトレティコは公式X(旧Twitter)アカウントにて、極めて皮肉の効いたメッセージを投稿しました。『世界の医療コミュニティの100%が間違っていたことを証明し、歴史を作り続けるレアル・マドリードを祝福したい』とつづり、あわせて #RecuperaciónMilagrosa(ミルグレの回復)、#ParteMédico(診断書)、#EsguinceGrado3(グレード3の捻挫)、#HistoriaQueTúHiciste(君が作った歴史)というハッシュタグを添えて痛烈に揶揄しました。
アトレティコ側の主張によれば、レアル・マドリードはダービー当日にイ・ガンインへの一発レッドカードが提示されなかった審判判断へ圧力をかけるため、公式の傷害診断書でバルベルデの負傷の重症度を大げさに水増し(infló la gravedad)して発表していたのではないかという疑念を抱いています。
ジョゼ・モウリーニョ監督は同日午前の記者会見で『バルベルデは今日まで疑問(duda)として残っていた問題だ。今日最終調整を行い、明日どうするか決める』と出場の可能性をぼかしていましたが、最終的にキャプテンは出場の準備を整えました。ダービーから3週間が経過した今も、両クラブ間の熱い火花は散り続けています。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
カスティージャがUDイビサ戦で粘りの1-1引き分け(詳細経過とスタッツ)
アウェイのキャン・ミッセスで行われたラ・リーガPrimera Federación第8節、UDイビサ対レアル・マドリード・カスティージャの一戦は、1-1の引き分けで幕を閉じました。フリアン・ロペス・デ・レルマ監督率いるカスティージャは、今季アウェイでの初勝利こそお預けとなったものの、敵地で土壇場に追いつく強い執念を見せました。
試合は立ち上がりからホームのイビサが主導権を握り、前半13分に動きます。イビサのFWマヌ・フストが見事な連携から黄金のアシストを送ると、ペドロ・オルティスが鮮やかな左足シュートを突き刺してイビサが先制に成功しました。守備の脆さを突かれたカスティージャはその後も苦しい展開を強いられ、アンデル・ヨルディやマヌ・フストに決定的な場面を作られますが、カスティージャの守護神セルヒオ・メストレ(セルヒオ・メストレ)が驚異的な連続ビッグセーブを連発し、チームを絶体絶命のピンチから救い出しました。
後半に入ると、アグアードの果敢なオーバーラップやチェステロの中盤での展開力を軸にカスティージャが反撃を開始。56分にロベルト・マルティンとレイバが投入されると、チームの攻撃に明確な推進力が生まれました。60分にはロベルト・マルティンの絶妙なスルーパスからダニ・カルバハルがシュートを放つもクロスバーを直撃。こぼれ球にヤニェスが反応するも仕留めきれませんでした。
怒涛の攻勢が実を結んだのは試合終了直前の80分でした。左サイドからディエゴ・アグアードが放ったピンポイントのクロスに、FWカルバハルが打点の高いヘディングで合わせ、見事にネットを揺らして1-1の同点に追いつきました。
試合のスタッツおよび出場メンバーは以下の通りです。
イビサ(4-5-1):
GK:アンドレス・プリエト
DF:ブスト(46分 アルメナラ)、ブラスコ、E.ホセ・ルイス、ビクトル・ガルシア
MF:アスタルスコ、J.カラベラ、P.アルナウ・オルティス(67分 ファデル)、T.バルス
FW:マヌ・フスト(67分 エスラバ、80分 ラソ)、アンデル・ヨルディ
監督:ラウル・ジョナ
カスティージャ(4-5-1):
GK:セルヒオ・メストレ
DF:フォルテア、ナーセイ、ホアン・マルティネス、ディエゴ・アグアード
MF:チェステロ、セルヒオ・マルティネス(56分 ロベルト・マルティン)、ポル・フォルチュニ(56分 レイバ)、ヤニェス、アレクシス・シリア
FW:ダニ・カルバハル
監督:フリアン・ロペス・デ・レルマ
得点:1-0(13分:ペドロ・オルティス)、1-1(79分:ダニ・カルバハル)
警告:ビクトル・ガルシア(15分)、ラソ(89分)
主審:ポル・アレナス・モラ
アウェイでの課題を残しつつも、土壇場での同点劇により貴重な勝ち点1を持ち帰る形となりました。(via MARCA / SPORT)
