キリアン・エムバペの契約破棄・退団説に伴うFIFA規則の巨額賠償・出場停止リスク

フランスのメディア界隈にて、キリアン・エムバペが2029年まで残されている契約を途中で打ち切り、今シーズン終了後にレアル・マドリードを退団する可能性があるとの噂が囁かれ始めています。

しかし、もしキリアン・エムバペがクラブとの合意を得ずに一方的に契約を破棄した場合、2027年施行のFIFA「選手移籍に関するステータスと移籍規則」に基づき、恐ろしい法的・スポーツ的ペナルティに直面することになります。

まず金銭面において、レアル・マドリードは契約不履行によって被った一切の損害に対して完全な賠償金を請求する権利を有します。これには選手の市場価値、獲得に要した費用の損失、代役獲得コストなどが含まれます。

さらに深刻なのがスポーツ面での処分です。27歳のキリアン・エムバペにとって契約締結後の最初の3年間は「保護期間(período protegido)」に該当するため、期間中の不法な契約破棄に対してFIFAは「4ヶ月間(悪質と判断された場合は6ヶ月間)の全公式戦出場停止処分」を言い渡すことになります。この停止処分は即座に発効し、処分期間中はフランス代表戦を除くすべてのクラブ公式戦に出場できなくなります。双方の協議による合意解約でない限り、一方的な退団は不可能な仕組みとなっています。(via Mundo Deportivo)

モウリーニョ監督の11分間に及ぶメディア批判と「エンバペへのブーイング牽制」

代表ウィーク中の3週間、試合がない期間に過熱し続けたキリアン・エムバペの私生活報道(パリでの夜遊び疑惑や怪我での休養中の自転車移動など)に対し、ジョゼ・モウリーニョ監督が約11分間にわたる熱弁でメディアを糾弾しました。

モウリーニョ監督は、これらの報道をレアル・マドリードのロッカールームを揺さぶり、2年間無冠で苛立つファンを煽って選手と対立させようとする「メディアによる意図的なネガティブキャンペーン」であると断罪しました。

そしてサンティアゴ・ベルナベウのサポーターに向けて『もし明日、スタジアムでキリアン・エムバペに対してブーイングが飛ぶようなことがあれば、それはまさにメディア側の勝利を意味する』と強い口調で訴えかけ、報道に惑わされず選手とチームを一致団結して支えるよう呼びかけました。(via ElDesmarque / MARCA)