若き才能パディージャを巡る議論 アンセルミ監督が激怒し『下部組織の選手は救世主ではない』と語った、カンテラーノへの毅然とした擁護論
🟢⚪ 開幕節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦において、敵地リアソールでプロデビューを果たした下部組織(カンテラ)出身の若きDFアルバロ・パディージャ選手。しかし、そのデビュー戦でのワンプレーや起用について、一部のメディアやサポーターから厳しい批判や疑問の声が上がったことに対し、マルティン・アンセルミ監督は記者会見で不快感を露わにし、若いカンテラーノを守るために極めて熱い毅然とした擁護論を展開しました。
アンセルミ監督は、記者からパディージャ選手の名前を出された瞬間、記者の質問を遮るようにして、自身のメディア対応のスタイルについてこのように語りました。
『まず最初に、これからの記者会見をどのように進めるべきか、その基準をここで明確にさせてほしい。私たちのクラブには、個人の能力よりもチーム全体の結束を最も重視するという確固たる哲学がある。したがって、今後このように特定の個人や選手の名前だけを挙げて評価を求めるような質問は、私としては好まない。私はあくまでチーム全体の戦いについて語りたいのだ。しかし、今回はあえてはっきりと回答させてもらう。パディージャを巡る様々な憶測や批判は、完全に的外れだ』。
その上で、パディージャ選手をピッチに送り出した自らの決断と、若手の成長を支えるべき周囲の忍耐の必要性について、次のように熱く語りました。
『パディージャはプレシーズン中、すべての練習やテストマッチにおいて本当に素晴らしいパフォーマンスを見せていた。だからこそ、私は彼を信頼してピッチに送り出した。開幕戦のあの瞬間、私は左サイドバックの動きに変化を求めており、彼はその時点でプレーするに最もふわさしい準備ができていたのだ。彼は下部組織から上がってきたばかりの若い選手であり、プロとして初めての試合を、あれほど熱狂的なデポルティーボのスタジアムという、何が起こるか分からないアウェーの過酷な環境で戦い抜いたのだ。カンテラの若い選手たちに対して、ピッチに入るやいやチームを勝利に導く救世主(サルバドール)になることを求めるのは、あまりに不条理だ。彼らの役割は、私たちが求めるチームの戦術的役割を忠実に実行することであり、それだけで十分なのだ』。
さらに、彼のパフォーマンスに対する不当な批判に釘を刺しました。
『彼がプレシーズンに素晴らしい働きを見せたという事実は、開幕戦のあの1試合のプレー(それも、世間で騒がれているほど決して悪いものではなかった)だけで揺らぐものでは決してない。今週、彼は練習中に少し打撃を受けて痛めていたが、すべての選手がこのエルチェの一員だ。もし彼に信頼を置いていないなら、なぜ私が彼をベンチに入れる必要があるだろう。私自身や、エルチェCFを不利益に導くような人選を、私がするはずがないのだから』と、強い口調でカンテラ出身の若きDFへの信頼を表明しました。 (via MARCA)