ミチェル監督のアヤックス就任合意とジローナでの軌跡

ジローナを率いるミチェル監督の未来が明らかになりました。来シーズンの新監督として、オランダのアヤックス・アムステルダムに就任することが99.9パーセント確実な状況です。土壇場になってドイツのバイエル・レバークーゼンからも、シャビ・アロンソ監督の後任として強い関心が寄せられましたが、ミチェル監督はすでにアヤックスのスポーツディレクターであるジョルディ・クライフ氏に言葉を与えており、この争奪戦はアヤックスが制しました。ラ・リーガ終了後に正式なサインが交わされる予定です。

ミチェル監督は2021年の夏に2部リーグでジローナの指揮を執り始め、1年後に1部昇格を達成しました。さらにその2年後の23/24シーズンには、レアル・マドリードとバルセロナに次ぐ歴史的な3位フィニッシュを果たし、タイトル争いにも絡む活躍を見せ、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権をもたらしました。しかし、チャンピオンズリーグを戦うシーズンに向けて主力選手を売却した結果、チームは2部降格の危機に瀕しながらもなんとか残留を勝ち取りました。今シーズンも残り2試合で1部残留という目標を達成し、モンティリビでの素晴らしいサイクルに有終の美を飾ることを目指しています。(via Estadio Deportivo)

大混戦の残留争い ジローナは降格圏とわずか1ポイント差

ジローナは現在、アラベスと並んで勝ち点40を獲得していますが、降格圏に沈むレバンテやマジョルカ(勝ち点39)とはわずか1ポイント差という非常に危険な位置にいます。当初は降格の主要候補に挙げられていなかったジローナですが、ここ数十年で最も過酷と言われる残留争いに完全に巻き込まれました。現在、数学的に降格の可能性があるチームは、アスレティック・クラブ、レアル・ソシエダ、セビージャ、ラージョ・バジェカーノ、オサスナ、バレンシア、エスパニョール、アラベス、エルチェ、マジョルカ、レバンテ、そしてジローナの12チームにも上り、すでに降格が決まっているオビエドに続く2つの降格枠を巡って順位の変動が激しく、どのチームも安心できない状況が続いています。特にジローナ、アラベス、レバンテ、マジョルカ、エルチェの5チームの中から降格チームが出る可能性が高いと見られています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA)

第37節アトレティコ・マドリード戦 敵地での大一番と相手の状況

ジローナは、5月17日(日)の19時に敵地シビタス・メトロポリターノで行われる第37節で、アトレティコ・マドリードと激突します。1部残留を目指すジローナにとって勝ち点が必須な試合ですが、対するアトレティコもリーグ3位の座を争っており、決して簡単な相手ではありません。さらに、この試合はアトレティコの歴代最多得点者(現在212ゴール)であるアントワーヌ・グリーズマンにとって、本拠地メトロポリターノでの別れの試合となります。グリーズマンはこの試合でクラブ公式戦通算500試合出場を達成します。アトレティコの選手たちやディエゴ・シメオネ監督は、彼の送別試合を勝利で飾ろうと高いモチベーションで臨んでくるため、ジローナは極めて困難なアウェイゲームを戦うことになります。(via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

最終節エルチェ戦 相手監督不在のホーム最終戦

今シーズンの最終節となる第38節は、本拠地モンティリビにエルチェを迎えます。エルチェもまた1部残留を懸けて戦っているチームであり、この試合が両チームの運命を決定づける直接対決になる可能性が高いです。ジローナにとっての追い風は、エルチェのエデル・サラビア監督がセビージャでのベティス戦終了後に審判への侮辱行為で4試合のベンチ入り禁止処分を受けているため、この大一番で指揮を執れないことです。代わりに、アンドラ時代からの右腕であり、情報工学の学位も持つ45歳のアシスタントコーチ、ジョン・ロペスがテクノロジーを駆使してサラビア監督と連絡を取りながら、テクニカルエリアで指揮を執ることになります。モンティリビのファンと共に、総力戦で残留を勝ち取る必要があります。(via SPORT)

テア・シュテーゲンの現状 負傷中の守護神の未来と移籍の噂

FCバルセロナからシーズン終了までのレンタル移籍でジローナに加入しているGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンですが、現在は負傷のためプレーできない状態が続いています。バルセロナとの契約は2028年まで残っているものの、彼自身はバルセロナでの居場所がないことを自覚しており、新天地を探す意向を持っています。ジローナ(モンティリビ)にこのまま残留するというアイデアにも前向きです。

一部のオランダメディアでは、ミチェル監督のアヤックス就任の噂と関連して、テア・シュテーゲンもアヤックスに引き抜かれるのではないかと報じられました。アヤックスは彼の経験や統率力、足元の技術を高く評価していますが、現時点では彼を次期ゴールキーパーの候補としては検討していないことが確認されています。(via Mundo Deportivo)

レアル・ソシエダ戦後の状況 相手監督のコメント

ジローナは直近の試合でレアル・ソシエダと対戦し、激しい消耗戦を繰り広げました。レアル・ソシエダのペジェグリーノ・マタラッツォ監督は次戦のバレンシア戦に向けた記者会見で、『昨日はジローナ戦でプレーした選手たちを回復させるためのトレーニングを行い、少し余力のある選手たちが長めにトレーニングした』と語っており、ジローナとの試合がいかにハードであったかを物語っています。疲労をいかに回復させ、残りの2試合に臨むかがジローナの鍵となります。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

アヤックス行きが確実視されるミチェル監督の下、ジローナはクラブの未来と1部残留を懸けた運命の残り2試合(アトレティコ戦、エルチェ戦)に臨みます。大混戦の残留争いの中、負傷中のテア・シュテーゲンの去就を含め、ピッチ内外で劇的な結末が待ち受けています。