運命のレアル・ソシエダ戦に向けたミチェル監督の決意と覚悟

木曜日の20時に本拠地モンティリビで開催されるレアル・ソシエダ戦に向け、ミチェル監督は極限の緊張感と切迫感を持って試合前会見に臨みました。前節ラージョ・バジェカーノと引き分けたジローナにとって、この一戦はクラブの未来を左右する極めて重要な試合となります。

ミチェル監督はこの試合の持つ意味の大きさについて隠すことなく、次のように断言しています。

『私にとって、ジローナの歴史において最も重要な試合の一つだ。テネリフェ、バジャドリード、あるいはエイバルでの試合を思い出す…明日のような、極限の必要性に迫られた試合だ。パリでのチャンピオンズリーグ・デビュー戦やフェイエノールトとの対戦よりも重要だ。我々の歴史の中で最も重要な試合となる』

現在の重圧や感情面についても、監督は率直に語っています。

『私は元気だ。責任は感じているが、チームはこの状況を抜け出すためによく機能している。苦しみはあるし、毎節状況が変わるのだからそれは当然のことだ。最も重要なのは、そしてそれは黄金の価値があることだが、我々が自分たち次第であるということだ』

『目標を達成するために、持っている全てを出し尽くさなければならない。現実として、我々にはそれが可能だ。ホームで素晴らしい試合をする必要があることは分かっている。ここで2試合に勝てば1部残留となり、それは我々の責任だ。順位表の現実は今の通りであり、我々はそれを受け入れなければならない』

試合展開については、苦しい時間が訪れることをあらかじめ覚悟しています。

『状況を考えれば、一貫性を欠いたり、居心地の悪さを感じる時間帯があるのは普通のことだ。多くのエネルギー、ダイナミズム、そしてチャンスを創出する能力が必要になる。居心地の悪さは現れるだろうが、それが我々を立ち止まらせる理由になってはならない』

対戦相手であるレアル・ソシエダの戦術的な分析と、それに対するチームの姿勢についても言及しました。

『彼らはデュエルに多く挑み、非常に高い位置からプレスをかけてくる。チームを助けるために、個々が最高のバージョンを見せる必要がある。誰もが目を大きく見開いて仕事に集中しているため、このような試合の準備をするのはより簡単だ』

『ラ・レアルも懸かっているものがあるのは分かっているが、我々にとってはクラブの生き残りと歴史が懸かっている。我々の方がはるかに多くのものを懸けていることを証明しなければならない』

最後に、チームの持つ底力への信頼を強調して会見を締めくくりました。

『チームは苦しみ続けてきたため、準備はできている。いくつの勝ち点が必要になるかは分からないが、我々は自分たち次第であり、全ては我々の手の中にある』

(via Mundo Deportivo)

主砲ストゥアーニの負傷状況とチームの陣容

レアル・ソシエダという強敵を迎えるにあたり、チームの精神的支柱でもあるクリスティアン・ストゥアーニの状態が懸念されていましたが、ミチェル監督は彼の出場について力強い見解を示しました。

ストゥアーニはヒザの打撲を抱えており、直近のトレーニングには参加できていない状態です。しかし、この歴史的な一戦に出場するため、痛みを推して強行出場する構えを見せています。ミチェル監督は『ヒザの打撲によりトレーニングには参加できていないが、プレーするために再び痛み止めの注射を打つ予定だ。彼は起用可能となる』と明言し、ベテランストライカーがピッチに立つ準備を進めていることを明かしました。

なお、チームの欠場者は長期離脱中の負傷者のみに留まっており、ストゥアーニを含めたそれ以外の戦力は全員がこの大一番に向けて稼働可能な状態を保っています。

(via Mundo Deportivo)

勝ち点39で迎える熾烈な残留争いの現在地と今後の展望

ラ・リーガの残留争いは近年稀に見る大混戦となっており、ジローナもその渦中に完全に巻き込まれています。すでに最下位レアル・オビエドの降格が決定している中、残り2枠の降格枠を巡って数多くのクラブがひしめき合っています。

現在、ジローナは勝ち点39を獲得していますが、同勝ち点にマジョルカ、レバンテ、エルチェが並んでいます。暫定的にレバンテとともに降格圏を形成している状態ですが、ジローナは消化試合が1試合少ないというアドバンテージを持っています。

木曜日のレアル・ソシエダ戦でジローナが引き分け以上の結果を残して勝ち点を獲得した場合、同じく勝ち点39で並んでいるマジョルカは自力での1部残留の可能性が消滅することになり、他会場の状況にも多大な影響を与えることになります。

また、最終節にはエルチェとの直接対決が組まれており、これが残留の行方を決定づける大一番となる可能性があります。エルチェは直近のレアル・ベティス戦後にエデル・サラビア監督が審判への暴言で4試合のベンチ入り禁止処分を受けており、ジローナ戦を含む今季残りの試合で監督不在のまま戦うことが決定しています。ジローナにとって、この状況は最終節でのわずかなアドバンテージとなる可能性があります。

ミチェル監督が語る通り、ジローナは依然として自分たちの結果次第で運命を切り開くことができる位置にいます。欧州カップ戦出場権を争うレアル・ソシエダとのホーム戦、そしてエルチェとの最終節と、一瞬の隙も許されない息詰まる戦いが続きます。

(via SPORT, Estadio Deportivo, ElDesmarque, Mundo Deportivo)

【本日の総括】

クラブ史上最も重要と位置付けられるレアル・ソシエダ戦に向け、ミチェル監督は極限の覚悟を示しました。ストゥアーニも注射を打って強行出場の準備を進めており、勝ち点39で大混戦となっている残留争いを抜け出すため、チームは持てる全てを懸けてこの歴史的な一戦に挑みます。