スタジアムの光と影
シウタ・デ・バレンシアのピッチ内外では、感動的な場面と激しいトラブルの両面が浮き彫りとなりました。
かつてレバンテの主力として熱く戦い、現在はセビージャに所属するジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリが思い出の地に帰還。ウォーミングアップ時や場内アナウンスで名前が読み上げられた際、スタンドのレバンテサポーターからは温かい拍手と大歓声が贈られました。怪我を抱えながらもクラブの1部昇格に全てを捧げた彼の忠誠心に対し、ファンが深い敬意を示した美しい瞬間となりました。一方で、かつてクラブを100周年昇格に導いたものの、過去の復帰拒否などの経緯がある敵将ルイス・ガルシア・プラサ監督に対しては厳しいブーイングが飛ぶ対照的なリアクションとなりました。
しかしピッチ外では陰惨な事件が発生していました。試合当日の午前中、スタジアム周辺の路上やバール街で、レバンテとセビージャのウルトラ(過激派サポーター)数十人がバットや椅子、花火などを用いて激しく衝突。器物破損や激しい暴行事件を引き起こしたため、警察当局が急遽警備態勢を強化する事態となりました。試合中もアウェイ席とホーム席の間でペットボトルの投げ合いが発生するなど、緊迫した空気が漂う一日となりました。(via SPORT)