壮絶な試合展開

試合序盤からセビージャの激しいハイプレスに苦しめられたレバンテは、13分に痛恨の形で先制を許しました。今季初先発となったオーストリア人DFンドゥクウェがGKマシュー・ライアンに送ったバックパスの勢いが弱くなり、これを鋭く狙っていた相手FWロビー・ウーアにかっさらわれ、キーパーをかわされて無人のゴールへ流し込まれました(0-1)。

失点後もセビージャの圧力に後手へ回る時間が続きましたが、30分過ぎにデラが約30メートルの距離から放った強烈なミドルシュートが相手GKの手に弾かれてコーナーキックとなり、これを機にチームとスタジアムが息を吹き返します。前半終了間際には相手の猛攻を受け、フォファナのFKやフアン・グレシアス、ミゲル・シエラらに決定機を作られましたが、ライアンの踏ん張りなどで追加点を許さず前半を折り返しました。

しかし後半開始早々の54分、ウーアのヘディングでの折り返しをフェリックス・コレイアに押し込まれ、一度はオフサイド判定となったもののVARチェックの末にゴールが認められ、0-2と点差を広げられます。万事休すかと思われたレバンテですが、わずか3分後の57分、ブルギ(Roger Brugué)の見事な斜めのスルーパスに抜け出したイバン・ロメロが右足で豪快に叩き込み、古巣セビージャ相手に追撃の狼煙をあげます(1-2)。勢いに乗るレバンテはルイス・カストロ監督がフレッシュな選手を次々と投入し、アディショナルタイムの劇的な幕切れへと繋げました。(via ElDesmarque)