トレント・アレクサンダー=アーノルド 13試合で僅か4先発と出番激減で立場が暗転

2025年6月に1000万ユーロでレアル・マドリードへ加入した右サイドバック、トレント・アレクサンダー=アーノルドの立場が深刻な局面を迎えている。今季ここまで公式戦13試合中わずか4試合の先発にとどまり、出場時間は345分間と大きく落ち込んでいる。

前所属クラブとの契約満了まで2週間という段階で、クラブワールドカップ出場を見据えて1000万ユーロの移籍金を支払って獲得された経緯を持つ。しかし加入1年目から守備面での不安が指摘され続け、評価を確立できないまま2シーズン目を迎えていた。

今季に入っても状況は好転せず、重要度の高い試合でことごとくベンチに留め置かれている。ローマ戦やライプツィヒ戦、セビージャ戦で出番を与えられず、宿敵バルセロナとのクラシコでもアディショナルタイムにわずかにピッチへ送り出されたに過ぎない。ライバルであるダンフリースすら押し退けてバルベルデが右サイドバックに定着したことで、アレクサンダー=アーノルドの優先順位は3番手まで後退した形だ。さらに中盤でベルナルド・シウバが存在感を高めていることも、彼の起用枠を狭める一因となっている。

高いキック精度と展開力を誇る一方で、モウリーニョ監督が重視する守備の強度とポジションの規律において厳しい評価を下されている。1000万ユーロという比較的低額での獲得だったとはいえ、期待された役割を果たせていない現状は明白だ。

つまり、世界的名声を持つ右サイドバックであっても、組織的守備を重んじる現体制下では居場所を保証されないという現実である。今後の試合運用次第では、早くも移籍市場での処遇や退団に向けた検討が加速する可能性も否定できない。(via ElDesmarque)