ホルヘ・サリナス獲得に向けレーシングと交渉再開!バルサ競合も1600万ユーロ解除金の一括払いを避ける戦略

アトレティコ・マドリードは左サイドの守備ラインを補強するため、レーシング・サンタンデールに所属する19歳のDFホルヘ・サリナスの獲得交渉を再活性化させました。アトレティコはマテウ・アレマニーの主導のもと、以前からこの若き才能を追い続けてきましたが、移籍市場の最終盤になって再び接触を強めています。

交渉の最大の障壁となっているのは移籍金の支払方法です。サリナスの契約解除金は約1600万ユーロに設定されていますが、アトレティコはこれを一括かつ全額で支払うことを望んでいません。一括で支払うと手元の資金が拘束され、他の未解決の交渉に支障が出るためです。そのため、分割払いや異なる価格設定での合意を目指してレーシング側と粘り強く交渉を続けています。

サリナスはU-19スペイン代表でも活躍する国内屈指の有望株であり、アトレティコだけでなくバルセロナやスペイン国外のプレミアリーグのクラブからも熱い視線を送られています。レーシングのホセ・アルベルト・ロペス監督は、サリナスがクラブに在籍する限り起用し続ける姿勢を見せており、今季の開幕2試合でもサリナスをスタメンで起用しています。アトレティコとしては、マッテオ・ルッジェーリが退団し、アレハンドロ・グリマルドを獲得したものの、左サイドバックの選手層をさらに厚くしたい意向があります。また、現在売却を模索しているホセ・マリア・ヒメネスが退団した場合、サリナスは左利きのセンターバックとしても機能するため、そのポリバレントな能力が非常に高く評価されています。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)

アトレティコの若きDFハビエル・ボニャールがジローナ移籍に合意!バレンシアへ去る主将の代役へ

ジローナは、バレンシアへの移籍交渉が大きく進展している主将アルナウ・マルティネスの代役として、アトレティコ・マドリードの若きDFハビエル・ボニャールの獲得に向けて決定的な一歩を踏み出しました。ジローナは降格に伴い多くの主力選手を失い、若く将来性のある選手を育ててスポーツ面・経済面双方で価値を高めるプロジェクトにシフトしていますが、21歳になったばかりのボニャールはこの方針に完璧に合致しています。

ボニャールは右サイドバックを主戦場としながら、センターバックやアンカーもこなせる高い戦術的柔軟性を備えており、スペインの年代別代表でも活躍してきました。昨シーズンはシメオネ監督の指揮下でラ・リーガ4試合に出場し、デビュー戦となったセビージャ戦でゴールを決める鮮烈な活躍を見せています。

欧州の複数のクラブがボニャールに関心を示す中、すでにボニャール自身はジローナへの移籍に合意を出しています。現在、アトレティコとジローナの間で具体的な条件についての交渉が最も進んだ段階に達しており、合意は秒読みとされています。(via Superdeporte)

フリアン・アルバレス獲得の鍵を握る「玉突き移籍」!アーセナルとチェルシーの巨額資金調達プランと古巣への連帯貢献金

泥沼化するフリアン・アルバレスの去就をめぐり、アーセナルとチェルシー、そしてアルゼンチンの古巣リバープレートをも巻き込んだ巨額のマネーゲームが加速しています。

アルバレス自身は以前からバルセロナへの移籍のみを望んでいましたが、アトレティコ側はライバルクラブへの売却を断固拒否する構えを崩していません。この状況下で、サポーターからのブーイングに晒されたアルバレスの心境に変化が生じ、ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルへの移籍を受け入れる姿勢に傾きつつあります。

アーセナルはアルバレス獲得に最大1億5000万ユーロを投じる用意がありますが、この巨額取引を成立させるための鍵がガブリエウ・マルチネッリの売却です。マルチネッリはかつてアルテタの愛弟子でしたが近年は序列を下げており、サウジアラビアのアル・ヒラルが6500万から7000万ユーロのオファーを提示しています。この売却資金がアルバレス獲得の決定的な軍資金となる見込みです。

さらにここにきてチェルシーも参入を企てています。チェルシーはエンソ・フェルナンデスをマンチェスター・シティへ売却することに成功した場合、そこで得た資金をそのままアルバレス獲得に注ぎ込む算段を立てています。

この巨額移籍を誰よりも注視しているのが古巣のリバープレートです。FIFAの連帯貢献金制度により、アルバレスが1億5000万ユーロで他クラブへ売却された場合、育成に携わったリバープレートには全体の3.75%に相当する560万ユーロ(約8億円)以上の大金が支払われることになります。12歳から15歳まで彼が在籍したカルチンのクラブにも0.75%が支払われるため、アルゼンチン側もこの1億5000万ユーロ級の超大型移籍の実現を強く願っています。(via SPORT / ElDesmarque)

「彼らと代理人はバカだ」バルサOBデュガリーがフリアン・アルバレスの不器用な退団宣言と代理人を痛烈批判

かつてバルセロナに在籍した元フランス代表のクリストフ・デュガリーが、自身のラジオ番組でフリアン・アルバレスと代理人のフェルナンド・イダルゴの行動をバカ呼ばわりして痛烈に批判しました。

デュガリーは番組内で怒りをあらわにし、アルバレスと代理人のコミュニケーションの拙さを次のように酷評しています。

『あの選手とその取り巻きは本当にバカだ。どうして自分から「クラブを出て行きたい」などと公に発言できるんだ?頭が悪いとしか思えない。移籍を望むにしても、もっと他にやり方があるだろう。』

さらに、アトレティコでかつて同じように移籍騒動を起こしてサポーターから大反感を買ったアントワーヌ・グリーズマンの例を引き合いに出し、このようにアドバイスを送りました。

『黙って、謙虚になり、もっと知的に振る舞いなさい。グリーズマンの身に何が起きたか見ていなかったのか?自分たちのクラブの役員がどんな人物か、サポーターがどんな気質なのか理解していないのか?出て行きたい選手が出て行くこと自体は可能だが、やり方を間違えればこうして手痛いしっぺ返しを食らうことになる。』

このように、公に不満をぶちまけてサポーターを敵に回したアルバレスの不器用な戦略は、プロフェッショナルとしての自覚に欠けると厳しく一喝されています。(via Mundo Deportivo)

密着カメラが捉えたフリアン・アルバレス「ビジャレアル戦の過酷な真実」!ビブスたらい回しの屈辱と孤独な撤退の全貌

ビジャレアル戦でのフリアン・アルバレスの痛々しい姿が、テレビ局Movistarの追跡密着カメラによってピッチ内外で赤裸々に捉えられました。

スタメンから外れたアルバレスは、ベンチで自身の名前が呼ばれた瞬間にスタジアム全体から巻き起こった激しい大ブーイングを暗い表情で聞き入っていました。ウォーミングアップ中も、スタンドからは指笛とともに『あいつを早く追い出せ、さっさと出て行かせろ』という屈辱的な合唱が響き渡りました。

試合中のベンチ裏では、当初は後半開始とともに投入される予定で、フィジカルコーチのルイス・ピニェドから『ジュリ、ジュリ、行くぞ』と声をかけられました。しかしその直後、味方のマーク・プビルが素晴らしい先制ボレーシュートを決めて試合状況が変化したため、シメオネ監督の指示で再びビブスを着用してベンチへ戻されるという「ビブスのたらい回し」を経験。その後ビジャレアルに同点に追いつかれ、さらにル・ノルマンの一発退場というアクシデントに見舞われたことで、その4分後にようやくピッチへと送り出されました。

ピッチに入る際、プビルから頭にキスをされて励まされたものの、サポーターからは再び凄まじいブーイングと『アトレティは必要だが、金目当ての傭兵はいらない』というチャントを浴びせられました。

さらに、ピッチ上ではアルゼンチン代表のチームメイトであるビジャレアルのDFフアン・フォイスが笑顔で何かジョークを言ってきたものの、あまりの重圧からか、アルバレスは全く笑うことなく厳しい表情を崩しませんでした。

試合は2-2のドローに終わりましたが、試合後、通常ならサブメンバーも含めて全選手がスタジアムを回り、熱狂的なウルトラが陣取る南スタンドへ挨拶に行くところを、アルバレスは広報担当者からの『もうロッカールームへ直接引き上げた方がいい』というアドバイスに従い、一人寂しくピッチを去りました。スタジアムを後にする彼の背中には、冷たい指笛と底知れぬ孤独感が漂っていました。

ちなみに、アルバレスがメトロポリターノでプレーするのは3ヶ月と24日ぶりのことでした。これは昨シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝、アーセナルとの第1戦で足首を痛めて以来のピッチでした。(via Mundo Deportivo)

泥沼「フリアン・アルバレス騒動」の隠された裏事情!代理人イダルゴの脱税捜査、過去のレアル1.5億ユーロ拒否、泥沼のSNS応酬

フリアン・アルバレスを巡るバルセロナとの交渉の裏には、表には出ない様々な生々しい事実と確執が存在しています。

まず、アルバレスの代理人を務めるフェルナンド・イダルゴにとって、現在抱えているエリート選手はアルバレスただ一人です。そのため、彼を移籍させて手数料を得ることに必死であり、移籍を煽るほど代理人が経済的に潤う仕組みになっています。さらにイダルゴは、アルゼンチン国内において脱税容疑で現在も司法当局の捜査を受けており、直近の9月にも捜査打ち切りの申し立てを却下されるなど、ピッチ外で大きな問題を抱えています。

アルバレスは昨シーズン、アトレティコでリーグ戦わずか8ゴール(うち5ゴールはわずか4日間のうちに集中して決めたもの)に留まっていました。それにもかかわらず、チームがチャンピオンズリーグやコパ・デ・レイといった重要なタイトルを争っている最中に、裏でバルセロナと密かに接触を繰り返していました。当時、アトレティコのサポーターは彼を信じて一切の非難の声を上げなかっただけに、裏切りを知った現在の怒りは計り知れません。

バルセロナ側の交渉姿勢も極めて不誠実です。バルセロナは他クラブのゴードン、アデイェミ、ロドリといった選手たちの獲得には合計2億ユーロ近くを注ぎ込んでいる一方で、アルバレスに対しては1億ユーロを6回の超長期分割で支払うという、アトレティコを軽視した条件しか提示していません。アトレティコはこれを完全に拒絶し、マンチェスター・シティから2年前に移籍した際に設定した5億ユーロの契約解除金の支払いを求めています。

また、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が選挙に勝利した直後、レアル側から1億5000万ユーロの具体的なオファーが届いていたものの、アトレティコはこれも即座に拒否していました。

ヒル・マリンCEOが代理人のイダルゴに対して『ここ数ヶ月、適切なアドバイスを受けてこなかった』と公に批判した際、イダルゴはSNS上で『嘘つきに嘘をついた理由を聞くな、説明するためにまた嘘をつくからだ』と投稿し、クラブとの対立は完全に泥沼化しています。(via MARCA)

サポーターの批判を生き抜いたOBキコ氏の激白!「20メートルの非難の横断幕」を経験した先輩からアルバレスへの忠告

アトレティコ・マドリードの黄金期を支えたレジェンド、キコ・ナルバエスがラジオ番組に出演し、サポーターから凄まじい批判を浴びているフリアン・アルバレスに向けて、自身の過酷な実体験を交えたメッセージを送りました。

キコは26年前、アルバレスとは異なる理由であったものの、サポーターから激しい敵意を向けられ、本拠地カルデロンで『キコ、クソ野郎、出て行け』と書かれた20メートルにも及ぶ巨大な非難の横断幕を掲げられた経験を持っています。

キコはその当時を振り返り、次のように語りました。

『アトレティコのサポーターを敵に回すのは本当に辛いことで、精神的にも非常に苦しい時期を過ごした。今の状況はアルバレスにとってもクラブにとっても大きな問題だ。100%の集中力を欠いた選手を抱えることは、今後のチームの戦いにも悪影響を及ぼす。もし9月の移籍期限までにアーセナルから魅力的なオファーが届くのであれば、全員が少しずつ譲歩して移籍を成立させることが、今の状況において最も好ましい解決策だろう。』

同時に、ヒル・マリンCEOの強硬な姿勢を見る限り、アルバレスがこのままチームに残る可能性も十分にあり、その場合は『プロフェッショナルとしての責任を全うし、身を粉にして戦わなければならない』と、かつての絶対的エースは厳しくも愛のある忠告を授けています。(via Mundo Deportivo)

ガゼッタ紙の表紙を飾ったユーヴェのセルロート獲得作戦!ニコ・ゴンサレスとの交換案にアトレティコが応じられない切実な理由

イタリアの名門ユヴェントスが、移籍市場の閉幕直前にノルウェー代表ストライカーのアレクサンダー・セルロートの獲得に向けて電撃的なアプローチを仕掛けています。

イタリアの有力紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は25日付の表紙にセルロートの写真を大きく掲載し、ユヴェントスが獲得に向けてアトレティコへの接触を強めていると報じました。ユヴェントスは、かつてシメオネ監督の指揮下でプレーし、再びアトレティコへの復帰を強く望んでいるニコ・ゴンサレスを交渉の切り札(トレード要員)として提示し、セルロートとの交換での獲得を画策しています。イタリア側では、ルチアーノ・スパレッティ氏がセルロートの屈強な体格とエリア内での圧倒的な存在感を高く評価し、理想的なストライカーとして熱望しています。

アトレティコは数週間前であれば、4000万ユーロを超えるオファーがあればセルロートの売却に応じた可能性がありました。しかし、夏の移籍期限まで残り1週間を切った現在の状況は全く異なります。アルバレスの去就が不透明な中でセルロートまで手放すことは、攻撃陣の完全な崩壊を意味します。シメオネ監督がニコ・ゴンサレスの復帰を望んでいるのは事実ですが、この段階でのセルロート放出は、まさに「一方を救うためにもう一方を犠牲にする」ような愚行であり、アトレティコ側はユーヴェからの提案を拒絶する方針です。交渉が決裂した場合、ユーヴェは代替案としてジョシュア・ザークツィーの獲得に動く準備を進めています。(via Mundo Deportivo)

移籍市場の終了間際に現れる魔術師!マテウ・アレマニーが過去に起こした「最終盤の奇跡」とアトレティコでの最新ミッション

アトレティコ・マドリードのスポーツディレクションを担うマテウ・アレマニーは、移籍市場の閉幕が迫る「最後の72時間」で驚異的な手腕を発揮することから、現地で『マテウの領域』と呼ばれています。

アレマニーが市場最終盤に起こしてきた奇跡の取引は数知れません。アトレティコ加入後の最初の冬の市場では、トルコ行きが確実視されていたアデモラ・ルックマンを土壇場で強奪することに成功。さらに若きMFオベド・バルガスの電撃獲得や、最終日ギリギリでのロドリゴ・メンドーサの確保など、すべての補強を最後の3日間でまとめ上げました。

バルセロナ時代にも、2021年夏にルーク・デ・ヨングのレンタル獲得とエメルソン・ロイヤルのトッテナム売却、さらにはアントワーヌ・グリーズマンのアトレティコへの電撃復帰を同時に成立させました。翌2022年の冬には、ピエール=エメリク・オーバメヤンにアーセナルとの契約を解除させてフリーでバルサに加入させるというウルトラCを最終日の1月31日にやってのけました。バレンシア時代にも、市場閉鎖3日前にPSGからゴンサロ・ゲデスを4000万ユーロで完全移籍させるなど、崖っぷちでの交渉力は群を抜いています。

今回のアレマニーに課されたミッションは「2人の補強と4人の放出」です。最優先となる9番のストライカー(ニコラス・ジャクソン)の獲得と、ニコ・ゴンサレスの復帰を目指す一方で、ホセ・マリア・ヒメネス、トマ・レマル、カルロス・マルティン、オベド・バルガスの4選手を売却、または放出するための交渉を同時並行で進めています。市場閉鎖が迫る今、まさにアレマニーの魔法が試される時間が始まっています。(via MARCA)

【本日の総括】

移籍市場の閉鎖が間近に迫る中、アトレティコ・マドリードはホルヘ・サリナスの獲得やハビエル・ボニャールの放出など、若手の動きが活発化しています。一方で、フリアン・アルバレスを巡るバルセロナやアーセナルとの泥沼の交渉劇、そしてセルロートへのユーヴェの触手など、前線の主力の去就は混沌を極めています。すべては市場最終盤の魔術師マテウ・アレマニーの手腕にかかっており、激動の1週間から目が離せません。