元セビージャ戦士ルケバキオの去就と臨時収入の期待
セビージャは現在、他クラブに所属しているかつての主力アタッカーの去就についても、大きな関心と財政的なチャンスを抱えて注視しています。
昨夏の移籍市場において、セビージャからポルトガル名門ベンフィカへと固定2000万ユーロ+変動400万ユーロ(総額2400万ユーロ)で完全移籍したベルギー代表ウイング、ドディ・ルケバキオ。セビージャはこの売却取引の際、将来的にベンフィカが彼を他クラブへ売却した際の「売却益(plusvalía)の15パーセント」を保持する権利を契約に含んでいました。
現在、ルケバキオはベンフィカを指揮するマルコ・シウバ監督(昨季のモウリーニョに引き続き)の戦術構想から完全に外れており、クラブから売却対象として放出リストに掲載されています。彼に対しては、トルコのトラブゾンスポルやベシクタシュが獲得に向けて強い関心を示して問い合わせを始めています。
ルケバキオの現在の市場価値は1500万ユーロに下落していますが、ベンフィカ側は彼を獲得した際と同等かそれ以上の金額(2000万ユーロ以上)での売却を目指して強気な交渉を行っており、もしこの売却金額が2000万ユーロを上回った場合には、その超過分の15パーセントがセビージャへ臨時収入として入る契約であるため、クラブのフロント陣は彼の去就を注意深く見守っています。ルケバキオは昨季ベンフィカにおいて、ケガの多さや前監督モウリーニョとの確執により25試合(1300分)で1ゴール2アシストに留まる不本意なシーズンを過ごしていました。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
セビージャFCは現在、非常に厳しい財政難を克服するための「オペレーション・サリダ(放出計画)」の過渡期にあります。フアンル・サンチェスやジブリル・ソウの完全売却、にあたってソウ自らのサラリーカット協力による1200万ユーロの人件費大幅削減、ニアンスらの人件費削減、さらにミルやアダムスの売却に成功したことで、莫大な財政的メリットを確保しました。この資金力を背景に、ホセ・イグナシオ・ナバロSDは Sporting CP のMFコチョラシュヴィリ獲得を秒読み段階に進め、スコットランドの若き至宝ウアに公式オファーを投じるなど、迅速な中盤と前線の再建に全力を尽くしています。
ルイス・ガルシア・プラザ監督は『都合の良い嘘は売りたくない、現実的だ』と語り、残留争いを避けることを新プロジェクトの現実的なマイルストーンに据えながらも、キケ・サラスを新キャプテンに任命するなどカンテラ精神を前面に押し出したチーム作りを遂行しています。8月15日のラージョとの開幕戦に向け、サンチェス・ピスフアンを満員の大熱狂に包み込むための熱い結束が確実に生まれています。