補強計画と新アタッカー獲得交渉
主力選手の売却によって得た豊富な資金力を背景に、スポーツディレクターのホセ・イグナシオ・ナバロは、即座に中盤と前線の緊急補強へと動き出しています。
中盤の最優先ターゲットとして、セビージャはジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリの獲得をほぼ確実なものにしています。ヘタフェやデポルティーボ・ラ・コルーニャといった競合クラブとの激しい争奪戦を演じていましたが、ヘタフェが Sporting CP との交渉を停滞させていた隙を見逃さず、セビージャが電撃的な強硬アプローチを仕掛けて Sporting CP との交渉を完全に支配しました。 Sporting CP 側はローン移籍での放出に買い取り義務条項を含めることを強く要求しており、セビージャは買い取り義務に繋がるオプションの条件を交渉中ですが、ラ・リーガへの復帰を最優先としてセビージャ行きを切望している選手本人とはすでに条件面で合意しているため、取引の妥結は極めて近いです。コチョラシュヴィリは昨季レバンテでの昇格貢献後、 Sporting CP へ550万ユーロで移籍したものの、出場時間が1000分以下に留まるなど不遇の時を過ごしていました。 (via Estadio Deportivo)
前線には、スウェーデンのIKシリウスで今季公式戦20試合20ゴール3アシスト、リーグ戦15試合15ゴール2アシストという驚異的なスタッツ(通算でも50試合31ゴール7アシスト)を叩き出している22歳のスコットランド人FWロビー・ウアに、正式な公式オファーを提示して獲得交渉を本格化させています。レンジャーズの下部組織からアンデルレヒトを経てシリウスにわずか75万ユーロで加入したウアですが、現在はその爆発的な決定力からチェルシーやマンチェスター・シティといったプレミアリーグのメガクラブも若手タレントハントの一環として強い関心を示しています。シリウス側は彼の評価額を900万〜1000万ユーロに設定しており、セビージャは獲得交渉を急ピッチで進めています。 (via Estadio Deportivo)
また、攻撃に異なるバリエーションを加えるため、ボーンマスに所属する元ヘタフェのトルコ代表FWエネス・ウナルの獲得についても打診を行いました。しかし、ボーンマス側はウナルの売却による資金回収を最優先しており、セビージャやアラベス、ヘタフェなどが望んでいる「買い取りオプション付きの期限付き移籍(ローン)」という取引方法には非常に難色を示しています。さらに、ウナルの高い給与負担(セビージャが一部のみを負担するか選手本人が減給を受け入れる必要性がある)や、ウナル自身がラ・リーガ復帰の際には古巣であるヘタフェへの復帰を最優先としていることが大きな障壁となっており、このウナルの獲得交渉は進展が極めて難しい状況です。 (via Estadio Deportivo)