カズナリ・キタ ソシエダBチームの主力を張る21歳CBがU-21日本代表へ初招集

レアル・ソシエダのBチームであるサンセに所属する21歳の日本人DF、カズナリ・キタが、U-21日本代表へ初招集され、スペイン代表との直接対決に臨むことが決まった。セグンダ・ディビシオンで絶対的なレギュラーとして成長を続ける大型ディフェンダーが、2028年ロサンゼルス五輪を見据える代表の柱として脚光を浴びている。

2005年生まれのキタは、2025年のU-20ワールドカップ出場を経て代表の世代を上げ、五輪強化チームの新たな守備の要として選出された。日本U-21代表は11月13日にスペインのアルメンドラレホでU-21スペイン代表と対戦するため、ソシエダの同僚であるヨン・マルティンとのクラブ対決が実現する。その後、17日にはエジプトへ移動してエジプト代表との親善試合に挑む日程となっている。

しかし、この国際招集はサンセを率いるセルヒオ・アンソテギ監督にとって大きな難題をもたらしている。スペインの2部リーグは国際FIFAデー期間中もリーグ戦が中断されないため、貴重な守備の柱を欠いて戦わなければならないからだ。

キタは今季、セウタ戦での退場処分による出場停止とジローナ戦の終盤5分間を除き、すべての試合にフル出場して守備陣を統率してきた。月曜日のサバデル戦への出場は合宿直前の移動スケジュールに左右されるものの、翌週土曜日のスポルティング・ヒホン戦の欠場は確実な情勢となっている。

アンソテギ監督は、トップチームで控えに回っているルケン・ベイティアを臨時起用する。さらに、既存のサイドバックを中央にスライドさせる変形バックラインの採用も検討しており、緊急の守備再編を迫られている状況だ。

今後は代表戦でのアピールと同時に、過密日程の中でサンセの守備的リーダーとしての地位を維持することが求められる。この代表招集が示すのは、スペイン2部という厳しいシニアリーグで揉まれた経験が、国際舞台でも即戦力として高く評価されているという証拠である。(via Mundo Deportivo)