ダビド・メラ 1部で台頭するガリシアの逸材がU-21代表で守備的ポジションに開花

デポルティーボ・ラ・コルーニャ所属の21歳、スペイン人FWダビド・メラがU-21スペイン代表に初招集された。かつて3部リーグに低迷していた名門を救ったウインガーだが、現在はサイドバックとしての新才能を開花させている。最高峰の舞台で守備的ポジションへの適応という進化を遂げたため、世代屈指のユーティリティプレイヤーとして注目が集まる状況だ。

ガリシア州テーオ出身のメラは、デポルティーボの下部組織アベゴンドで育ち、クラブの危機的状況の中でトップチームへ引き上げられた。昨季までの2シーズンにおいて、2部リーグで通算11ゴール6アシストを記録し、チームの1部昇格を力強く牽引した。

今季のラ・リーガでは、アントニオ・イダルゴ監督の下で6試合に出場し、直近4試合連続で先発起用されて通算334分プレイしている。従来の右ウイングや左ウイングだけでなく、サイドバックやウィングバックとしての役割を完璧に遂行し、チームの守備強度を高めている。

代表チームを率いるダビド・ゴルド監督は、彼がU-16代表だった頃からの指導者であり、彼の柔軟性を絶賛した。ゴルド監督は『今は非常に良いレベルを見せている。本人は生きてきた中でサイドバックでプレーできるなんて思ってもみなかっただろうが、見事に適応している』と語り、その成長を喜んだ。

メラ自身も、年代別代表において通算37試合に出場して5ゴールを挙げてきた豊富な実績を持つ。11月13日にアルメンドラレホで行われる日本戦、ならびに17日にティラナで行われるアルバニア戦に向け、11月9日から代表合宿へと参加する予定だ。

Relevo紙は、彼が本職のFWではなくDF登録でリスト入りしたサプライズを強調した。一方でEstadio Deportivo紙は、代表監督のコメントを交えて戦術的多才さを詳細に評しているという。

今後は1部リーグでのレギュラー定着とともに、欧州U-21選手権やロサンゼルス五輪に向けた代表枠の争いが本格化していく。この抜擢が意味するのは、現代フットボールにおいて複数のポジションをこなせる高い戦術理解度と献身性が、若手選手の価値を飛躍的に高めるという実証にほかならない。(via Estadio Deportivo / Relevo / ElDesmarque)