FCバルセロナ/ラミン・ヤマルの母が息子のルーツと苦難の母子愛を告白!マクドナルド勤務で守った幼少期と愛の勝負メシ

FCバルセロナの絶対的な主力であり、バロンドール候補としても世界的な注目を集めるラミン・ヤマル。ピッチ上での圧倒的なパフォーマンスの一方で、彼のルーツや家族関係に対する世間の関心も日に日に高まっています。SNS上で「Hustle Hard」として広く知られる父ムニル・ナスラウィ氏がメディアへの露出度が高いのに対し、母シェイラ・エバナは表舞台から一線を画し、静かで控えめな生活を送ってきました。

赤道ギニアのバタ出身であるシェイラは、10代のころにスペインへ移住し、21歳でラミンを出産しました。父親のムニル氏とはラミンがわずか3歳の時に離婚しましたが、息子の将来を最優先に考え、カタルーニャにとどまることを決意しました。長年にわたり飲食業や接客業で酷使しながら働き詰めの日々を送ってきた彼女は、離婚後、マタローにあったマクドナルドの店舗からグラノイェルス店への異動を申請しました。これは、幼い息子を地元のサッカークラブであるC.F.ラ・トレタに入団させ、練習に通わせるためでした。

息子の18歳の誕生日に際し、シェイラはSNS上で感動的な動画を投稿しました。『年月が経ち、あなたがどれだけ大きくなっても、私の心の中では永遠に私の小さな男の子よ。18歳おめでとう、我が息子。いつも幸せでいてね。心から愛しているわ』と温かい祝福の言葉を贈りました。これに対し、ラミン本人も母が自分を苦労や心配事から守り抜いてくれたことへの深い感謝を口にしています。『母には本当に感謝している。どれだけ生活が厳しくても、僕に悪い部分を一切見せないようにしてくれた。最高の子供時代ではなかったかもしれないけれど、母は僕が楽しいことだけを見て毎日を楽しめるようにしてくれた。母を責めることなんて何一つない』と、過酷な環境の中で注がれた深い愛情を振り返っています。

また、息子のルーツを巡る議論についてもシェイラはきっぱりと自身の思いを明かしています。『私の息子は赤道ギニア人であり、人々がそうではないと否定することに心を痛めている』と語りました。ヤマル自身はエスプルガスで生まれ、父親のルーツであるモロッコからの誘いもありながら最終的にスペイン代表でのプレーを選択しましたが、母親の家族の影響から自身の中に赤道ギニアの血とカルチャーが息づいていることを強く実感しています。雑誌インタビューでは、試合前に必ず母親が作ってくれる大好物の勝負メシを紹介しました。それは「ピーナッツソースと鶏肉を添えたご飯」であり、母親の故郷である赤道ギニアの伝統的な家庭料理です。現在はプレミアに身を置き、穏やかな日々を過ごす母シェイラですが、幼少期からの無私の献身が現在のラミン・ヤマルの活躍を陰から支え続けています。(via SPORT)