スペイン代表/ペドロ・ポロが明かす極貧の幼少期と家族の絆!早朝から働いた母と車中泊で応援した祖父への恩返し

トッテナムで活躍し、2026年ワールドカップで世界王者となったスペイン代表DFペドロ・ポロが、インタビューで自身の幼少期に経験した壮絶な極貧生活と家族の絆について語りました。

華やかなプロサッカー選手としての成功の裏には、少年時代の過酷な経済的試練がありました。『経済的な理由でとても厳しい子供時代を過ごした。家の中の金銭的な状況は決して良くはなく、僕たちは家族全員で苦しんでいた』とポロは述懐します。当時、彼の母親はスーパーマーケットの「メルカドーナ」で働き、父親は日雇いの仕事を転々としながら家計を支えていました。

共働きの両親が稼ぎに出るため、幼いペドロ・ポロを愛情深く育てたのが祖父母でした。特に印象深い記憶として、母親がまだ外も暗い早朝に仕事へ向かう光景を挙げています。『母が朝の3時や4時、あるいは5時に仕事へ出かけるとき、まだ幼かった僕は祖父母の家に連れて行かれた。僕はお母さんと一緒に行きたくて大泣きしていたし、母も僕の気持ちを理解しながら心を痛めていた』と、幼心に切なかった別れの瞬間を明かしました。

また、夢を追いかける彼を一番近くで応援し続けたのが祖父でした。両親が仕事で送り迎えができない中、祖父が常に練習や試合に付き添ってくれました。ポロには今でも忘れられない特別な思い出があります。アルコベンダスで朝の10時から行われた試合に出場した際、見事に勝利を収めて試合後に家族と話をすると、信じられない事実を知らされました。家族は彼よりも5時間も前に現地に到着しており、車の中で睡眠を取りながら開場を待っていたのです。

その後、ラヨ・バジェカーノの下部組織に加入するためにマドリードへ移り、親元を離れることになりました。『自分の夢を叶えるためには犠牲を払わなければならなかった。僕は勉強が得意なタイプではなく、完全にサッカーの病気にかかっているようなサッカー狂だった』と当時を振り返ります。26歳となった今、ポロは自分を支えてくれた人々への感謝を忘れていません。『貧しかったあの頃に祖父がしてくれたすべての努力に対して、プロとして活躍する最高の形で恩返しをしたい』と語り、家族への深い愛と感謝を誓っています。(via SPORT)