右サイドバックの緊急補強:アンドニ・ゴロサベルのレンタル加入が正式決定

ルベン・サンチェスのエルチェ移籍に伴い、右サイドバックの緊急補強としてアスレティック・クラブからアンドニ・ゴロサベルのレンタル加入が正式に決定しました。

契約には、特定の目標(一定の試合出場数など)を達成した場合に自動的に完全移籍へと移行する、義務的な買取オプションが含まれています。30歳のゴロサベルはバルセロナでのメディカルチェックを無事に完了しました。

彼はアスレティックのプレシーズンや開幕3試合で新監督エディン・テルジッチの構想から外れ、出場機会を全く得られていませんでした。テルジッチ監督はヘスス・アレソやウーゴ・リンコン、さらには下部組織のヨハネコ・ルイ=ジャンを優先しており、ゴロサベル自身はかなり前から移籍のドアが開かれていることを理解していました。セビージャやオサスナも彼の獲得を検討していましたが、最終的にエスパニョールへの加入が決まりました。

ゴロサベルはSNSを通じて、アスレティックのサポーターやクラブに向けて感謝を述べています。

『このユニフォームを着て、この素晴らしい仲間(クアドリジャ)の一員になれたことは誇りでした。アスレティック・クラブとサポーターの皆さん、これまでの日々、および愛情を注ぎ、初日から私を仲間の一人として温かく迎え入れてくれたことに心から感謝します。ありがとう、アスレティック!』

プリメーラ通算192試合(あるいは194試合)の経験を持つ実績十分なベテラン。過去にはレアル・ソシエダの下部組織で育ち、アラベスでも活躍しました。アスレティックでは公式戦64試合に出場し、昨季は公式戦34試合(ラ・リーガ24試合、チャンピオンズリーグ7試合、コパ・デル・レイ3試合)に出場して好パフォーマンスを見せていました。

エスパニョールでは、かつてビルバオで同僚だったウナイ・ヌニェスと再会します。今後は現在右サイドバックのレギュラーを務めるオマール・エル・ヒラリとポジションを争うことになります。

木曜日(9月3日)13:00からRCDEスタジアムにて、ブライアン・サラゴサと共同で発表記者会見が開かれます。コンディション次第で、今週日曜日(9月6日)にホームで行われるセビージャ戦、またはその次のオサスナ戦で新天地デビューを果たす可能性があります。(via Mundo Deportivo)

ルベン・サンチェスのエルチェ完全移籍が正式決定

エスパニョールの下部組織「La 21」出身である25歳の右サイドバック、ルベン・サンチェスのエルチェへの完全移籍が正式に完了しました。

契約は3年契約で、さらに1年の延長オプションが付帯します。移籍金としてエスパニョールは50万ユーロを受け取り、将来的に彼が他クラブへ売却された場合の売却益の25%を確保する権利も得ました。

ルベン・サンチェスはこれまでエスパニョールのトップチームで公式戦51試合に出場したものの、マノロ・ゴンサレス監督の構想外となっていました。2023-24シーズンにミランデス、翌2024-25シーズンにグラナダへそれぞれ期限付き移籍を経験。2023-24シーズンのミランデスへのレンタル(1600分出場)は2024年1月に打ち切られ、エスパニョールに一時復帰したものの、その後はわずか5試合123分の出場にとどまりました。

右サイドはオマール・エル・ヒラリが確固たるレギュラーとして君臨していることもあり、本人は出場機会を求めて退団を熱望。モンチSDは何週間も前から買い手を探していました。ギリシャのPAOKなども獲得に乗り出しましたが、金額面で折り合わず。最終的に移籍期限ギリギリのところでエルチェと合意に至りました。

エルチェのマルティン・アンセルミ監督は3バックと推進力のある2ウイングバックのシステムを好んで採用するため、スピードと力強さを併せ持つルベン・サンチェスにとって、本領を発揮しやすい絶好の環境となることが期待されます。(via SPORT)

モンチ体制初の夏の移籍市場が閉幕:合計7名の新戦力を獲得

2026年5月にエスパニョールのスポーツ総監督(SD)に就任したラモン・ロドリゲス・モンチが手がけた初めての夏の移籍市場が閉幕しました。

最終的にエスパニョールは、今夏合計で7名の新戦力をチームに迎え入れました。その顔ぶれは以下の通りです。

・アレックス・カラトラバ(今夏唯一の完全移籍。2031年までの契約)

・キリンドシー・ハルトマン(買取オプション付きレンタル)

・ガブリエル・モスカルド(PSGからの買取オプションなしレンタル)

・ウナイ・ヌニェス(セルタからの買取オプション付きレンタル)

・バーニャ・ドゥルクシッチ(買取オプション付きレンタル)

・ブライアン・サラゴサ(バイエルンからの買取オプション付きレンタル。オプション額は800万ユーロ)

・アンドニ・ゴロサベル(アスレティックからの買取オプション付きレンタル)

補強への総支出額は約500万ユーロ強と極めてスマートに抑えつつも、確かな実力者を揃えました。すでにアレックス・カラトラバやウナイ・ヌニェスはスタメンに定着しており、スロベニア代表DFバーニャ・ドゥルクシッチも、アノエタでのレアル・ソシエダ戦(1-2)で早くも先発デビューを飾っています。

マノロ・ゴンサレス監督は、モンチSDと密に連絡を取り合って選手像を擦り合わせてきた今夏のチーム編成に極めて満足しており、公の場で『私の指導者キャリアの中で、チームの編成に最も満足している年だ』と最大級の賛辞を述べています。

なお、モンチSDは木曜日13:00から予定されているブライアン・サラゴサの入団会見の後に、メディアに対して移籍市場の包括的な評価と総括を行う記者会見を実施する予定です。(via ElDesmarque)

バイエルンからの新星ブライアン・サラゴサが再起を誓う

今夏の目玉補強の一人である24歳のスペイン代表経験アタッカー、ブライアン・サラゴサ。ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンから800万ユーロの買取オプション付きレンタルで加わった彼への期待は非常に大きいです。

サラゴサはエスパニョールへの加入に際し、自身の想いを率直に表現しています。

『もう一度、純粋にサッカーを楽しみたい』

バイエルンで出場機会に恵まれなかった若きアタッカーは、スペインの地で再起を誓っています。サポーターも彼の圧倒的な突破力に大いなる希望を抱いており、今週日曜日にRCDEスタジアムで行われるセビージャ戦でのデビューが非常に待ち望まれています。

ゴロサベルと同様、木曜日(9月3日)13:00から公式の入団プレゼンテーションが行われます。(via ElDesmarque)

大幅な血の入れ替えが完了:15選手がチームを去る

新たな血を入れる一方で、エスパニョールは大幅な「人員整理」も敢行しました。この夏にクラブを離れた選手は、完全移籍やローン移籍などを含めて実に15人に上ります。

退団選手一覧は、カルロス・ロメロ、ンゴンゲ、テラッツ、ピッケル、カレロ、ミゲル・ルビオ、ジャスティン・スミス、ウーゴ・ペレス、パブロ・ラモン、サリナス(ホセ・サリナス)、アントニウ・ロカ、グラゲラ、オマル・サディク、ポル・トリスタン、そして最終日に決まったルベン・サンチェスです。

このうち、若手や出場機会の必要な選手たちについてはローン移籍での武者修行が決定しています。グラゲラはブルゴス、アントニウ・ロカはマジョルカ、ホセ・サリナスはマラガ、オマル・サディクはセウタへとそれぞれレンタルされました。

放出によって得られた移籍金はルベン・サンチェスの50万ユーロのみですが、チーム全体の軽量化とマノロ・ゴンサレス監督の求めるスリムな選手層に調整されました。

ルベン・サンチェスの退団が決まった瞬間、トップチームの右サイドバックは一時的にオマール・エル・ヒラリただ一人(Bチームのホセ・アンヘルが控えるのみ)という綱渡り状態になりましたが、すかさずゴロサベルを確保したことで、フロントの迅速な対応力の高さが光る幕切れとなりました。(via SPORT)

【本日の総括】

今夏の移籍市場最終日にエスパニョールはルベン・サンチェスを売却し、すぐさまゴロサベルを補強するという電撃的な動きを見せました。モンチ体制1年目の夏は、限られた予算の中で実力派7名を獲得する一方で15名を放出するという大改革となりました。マノロ・ゴンサレス監督も大満足の仕上がりを見せる新生エスパニョール。新戦力が加わったチームがどのような戦いを見せるのか、今週末のセビージャ戦に注目が集まります。