ロベルト・レバンドフスキ退団とシカゴ・ファイアー移籍決定
4シーズンで7つのタイトルを獲得し、119ゴールを記録してバルセロナに別れを告げたロベルト・レバンドフスキの新天地がMLSのシカゴ・ファイアーに決定しました。サウジアラビア、イタリア、トルコなどからのオファーがある中、アメリカへの移籍を選択しました。
契約期間は2027-28シーズンまでの2年間で、1年あたりの手取り給与は1000万ユーロと推定されています。フランチャイズプレーヤーとしての契約であり、クラブは彼の獲得を公式SNSで大々的に発表しました。本人も『ハロー、シカゴ・ファイアー』というシンプルな言葉とともに新しいユニフォーム姿の写真を投稿しています。
グレッグ・バーハルター監督は獲得を強く望んでおり、『彼は行く先々でゴールを決めてきた。何より重要なのは、彼が常に勝者であったことだ。我々を次のレベルに引き上げてくれるだろう』と期待を口にしています。デビュー戦は7月17日のバンクーバー戦になる可能性があり、かつてのチームメイトであるトーマス・ミュラーとの再会が実現するかもしれません。一方で、バルセロナのデコ・スポーツディレクターは彼をかけがえのない存在と称しつつ、後任探しを続けています。
(via Esport3, SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo, MARCA)
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのアヤックスへのレンタル移籍交渉
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのアヤックスへの移籍交渉が重要な局面に突入しました。アヤックス側から買い取りオプションなしの2026/27シーズンの1年間のレンタル移籍を求める正式なオファーが届いています。
テア・シュテーゲンは2028年までの契約を結んでおり、過去の給与遅配の影響もあって約1500万ユーロ(グロス)という高額な年俸を受け取っています。アヤックス側はその一部しか負担できないため、両クラブ間で給与負担の割合について調整が続いています。
ハンジ・フリック監督の構想から外れており、クラブもサラリーキャップを空けるために放出を望んでいます。一方のアヤックスでは、かつてジローナで彼を指導したミチェル・サンチェス監督が獲得を強く要請しており、ジョルディ・クライフ・スポーツディレクターの存在も大きな後押しとなっています。12年間過ごしたバルセロナを離れることについて、テア・シュテーゲン本人もすでに移籍にOKを出している状況です。
(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, SPORT)
アンドレアス・クリステンセンの契約延長とアンス・ファティのモナコ完全移籍
6月30日の会計年度末に合わせて、アンドレアス・クリステンセンの契約延長とアンス・ファティのモナコへの売却が公式発表される予定です。
クリステンセンについては、新たに2年間の契約延長で合意に達しています。ただし、1年目の終了時に双方が2年目の契約をキャンセルできるオプションが付帯しています。基本給はこれまでの半分以下に大幅減額される代わりに、目標達成に応じたボーナスが追加されます。フリック監督は彼の守備の安定感と、センターバックやピボットとしてプレーできる多用性を高く評価しており、この契約延長は2026/27シーズンに向けたサラリーキャップの削減に大きく貢献します。
アンス・ファティは、昨シーズンレンタルでプレーしたモナコへ移籍金1100万ユーロで完全移籍します。すでにモナコとは4年契約で合意しており、バルセロナは将来の売却益のパーセンテージや優先交渉権の細部をギリギリまで調整しています。この売却により、彼の約1200万ユーロ(グロス)の給与も削減されます。
(via Mundo Deportivo, MARCA, SPORT)
ジョアン・カンセロとマーカス・ラッシュフォードの去就
レンタル移籍期間が6月30日で終了するジョアン・カンセロとマーカス・ラッシュフォードについて、対照的な動きを見せています。
ラッシュフォードはバルセロナが買い取りオプションを行使しないことを決定したため、マンチェスター・ユナイテッドへ復帰します。
一方のジョアン・カンセロについては、バルセロナは引き続きチームに留めたいと考えており、選手本人とも今後2シーズンの契約で合意しています。カンセロ自身もバルセロナでのプレーのみを望み、給与の大幅なカットも受け入れる姿勢です。しかし、所属元のアル・ヒラルは彼をプレシーズンに召集し、クラブに合流するよう命じました。アル・ヒラルはマンチェスター・シティに支払った2000万ユーロ以上の移籍金を少しでも回収したいと考えており、バルセロナが提示する1500万ユーロ以下の条件には難色を示しています。シモーネ・インザーギ監督は彼を構想外としていますが、新たにリバプールからリチャード・ヒューズをスポーツディレクターとして迎える予定であり、最終的な判断は彼に委ねられる見込みです。交渉の鍵は代理人のジョルジュ・メンデスが握っています。
(via ElDesmarque, MARCA, SPORT, Mundo Deportivo)
マルク・カサドの移籍の可能性:ミランやベシクタシュが関心
フリック監督の構想から外れ、出場機会が減少しているマルク・カサド(22歳)に移籍の可能性が浮上しています。契約は2028年6月30日まで残っていますが、クラブは中盤の層が厚いことから、プレシーズンが始まる7月13日までに彼を売却して資金を得たいと考えています。設定している移籍金は2000万〜3000万ユーロです。
サウジアラビアの複数クラブからも好条件のオファーが届いていますが、本人は欧州でのプレーを優先しています。そうした中、ミランとトルコのベシクタシュが獲得に乗り出しています。ミランは新監督のルベン・アモリムのもとで中盤の補強を目指しており、代理人のジョルジュ・メンデスがカサドを推薦しました。買い取りオプション付きのレンタル移籍となる可能性があります。一方のベシクタシュは、スポーツディレクターのエドゥアルド・グラフがバルサの育成組織を高く評価しており、完全移籍での獲得を打診しています。
(via Mundo Deportivo, SPORT)
ストライカー獲得の動き:フリアン・アルバレス、ハリー・ケイン、アスラニ
デコ・スポーツディレクターはストライカーの獲得を目指しており、第一希望はアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスです。アルバレス自身も『すべての人にとって移籍がベストだと思うし、自分の夢を叶えたい』とバルセロナ移籍を希望しています。しかし、バルセロナが提示した1億3000万ユーロの最初のオファーはアトレティコに即座に拒否されました。アトレティコはライバルクラブの強化を嫌い、5億ユーロの契約解除金を要求して徹底抗戦の構えを見せています。ディエゴ・シメオネ監督も、100%のコミットメントを示さない選手の退団を容認する姿勢です。
これを受け、バルセロナは代替案としてバイエルン・ミュンヘンのハリー・ケイン(32歳)に接触しました。ケインはバイエルンとの契約延長交渉が難航しており、W杯終了後に本格的な交渉を再開する予定です。
さらに、予算を抑えたオプションとして、ホッフェンハイムで10ゴールを挙げたフィスニク・アスラニ(23歳)もリストアップされています。契約解除金は3000万ユーロで、アスラニ本人はSNSで子供時代のバルセロナのユニフォーム姿の写真を投稿し、『同じ場所で、違う時間』と記して移籍を熱望するジェスチャーを見せています。
(via SPORT, ElDesmarque)
ラシン・サンタンデールのホルヘ・サリナス獲得に向けた時間との戦い
左サイドバックの補強として、ラシン・サンタンデールの19歳、ホルヘ・サリナスの獲得を検討していますが、時間との戦いになっています。
サリナスの契約解除金は現在800万ユーロですが、彼がトップチームで一定の試合数に出場したため、7月1日からは1600万ユーロに倍増する契約となっています。ラシンのロベルト・ゴンサレス広報部長は『我々は値下げ交渉に応じるつもりはない。基準は契約解除金だ』と強気の姿勢を崩していません。しかし同時に『解除金より少ない額でも、素晴らしい選手が交換条件に含まれるなら受け入れるかもしれない』と含みを持たせており、バルセロナがジョフレ・トレンスをレンタルで提供することで交渉が成立する可能性が残されています。
(via Mundo Deportivo, MARCA)
トニ・フェルナンデスの移籍の可能性
バルサ・アトレティックで活躍する17歳のアタッカー、トニ・フェルナンデスが今夏移籍する可能性が高まっています。フリック監督のトップチームで十分な出場機会を得るのが難しいと判断し、新たな環境を模索しています。
セビージャやアラベスが獲得に興味を示しており、特にセビージャは300万ユーロでの完全移籍(バルセロナの買い戻しオプション付き)を提示する準備を進めています。セビージャのホセ・イグナシオ・ナバロ・スポーツディレクターが彼の動向を注視しています。トニ・フェルナンデスは昨シーズン、バルサ・アトレティックで25試合に出場し5ゴール3アシストを記録。トップチームでも史上2番目の若さ(16歳5ヶ月)でデビューを果たしており、クラブ内でも将来を嘱望されている才能です。
(via SPORT)
パウ・クバルシがW杯での充実ぶりを語る
19歳ながらスペイン代表のセンターバックとしてW杯で活躍し、無失点に貢献しているパウ・クバルシがインタビューに応じました。
クバルシは『グループリーグのベストイレブンに入れたのは悪くないね。すごい選手たちの名前を見たよ。19歳で出場時間をもらえてW杯にいるなんて夢のようだ。とても気分が良いし、快適にプレーできている』と喜びを語りました。
チームの状況については『W杯の初戦が簡単ではないことはわかっていた。攻撃のボールリズムが少し足りないかもしれないけれど、守備はとてもうまくいっている。失点もしていないしね』と分析しています。
また、代表チームの中からバルサに引き抜きたい選手について問われると『名前は言わないけれど、イエスだ。自分の胸の内にしまっておくよ』と笑顔を見せました。
大会の印象については『カーボベルデが一番驚いたチームだ。僕らから引き分けをもぎ取って、グループリーグを突破したからね』と語り、メッシについては『決勝で対戦できたらワクワクするけれど、一番の願いはW杯で優勝することだ。メッシのレベルはみんな見ている通り。彼は史上最高の選手で、毎日それを証明している』と絶賛しています。
なお、スペイン代表内ではバルサの選手やカタルーニャ出身の選手を中心に、練習のロンドなどで『触った、触った』などとカタルーニャ語が飛び交う和やかな雰囲気が広がっています。
(via Esport3)
エリック・ガルシアが語る代表での役割とバルサへの愛
W杯のスペイン代表でここまで出番がないエリック・ガルシアですが、常に準備を怠らずチームを支えています。
ガルシアは『監督がチャンスを与えるべきだと考える時のために準備はできている。そうでなければ、チームを最大限助けること、それが僕たちの目的であり、タイトルを勝ち取ることだ』と語りました。
出場機会がないことについては『バルサでのシーズンを終えて、多くの時間プレーしてきた後だから簡単ではないけれど、目標はW杯で優勝することだ。練習やベンチ、どこであっても重要になれるように助けたい』と前向きです。
起用法については『センターバックとしてプレーしてきたけれど、バルサで見せたようにサイドバックとしてもとても快適に感じているし、ピボットもできる。監督からは様々なポジションで助けられる幸運があると言われたよ』と自身のユーティリティ性をアピールしています。
さらにバルサへの思いについて『僕はとてもバルサファンなんだ。バルサはプレースタイルを確立していて、ペドリやダニ・オルモが繋がれば代表でもそれが見られる。バルサから8人も来ていることは、行われている仕事の成果を物語っている。ククレジャやビクトル(ムニョス)のようなカンテラ出身の選手もいるしね』と誇りを持って語りました。
(via SPORT)
ラミン・ヤマルに対する代表監督とチームメイトの称賛
スペイン代表で絶対的な存在となっている18歳のラミン・ヤマルに対し、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督やチームメイトから称賛の声が上がっています。
デ・ラ・フエンテ監督は『16歳で絶対的な代表チームでの機会を与える決断をした時、彼がどれほどのポテンシャルを秘めているか分かっていた。この子は本物だと言ったんだ。彼はとても優秀だよ。私たちには信頼関係がある。今は彼も成熟の過程にあるけれど、とても大人びている。彼との関係は監督としてだけでなく、父親のようなものでもあるんだ。彼の形成と成熟に寄り添わなければならない』と愛情と期待を口にしました。
また、右サイドでコンビを組むマルコス・ジョレンテは『アトレティコでのプレーは代表とは全く違う。少しずつお互いを知っているところだ。Lamineはあまり助けを必要としない選手で、逆にサポートに行くことで相手ディフェンダーを引き連れてしまうこともあるから、彼が1対1で勝負するのを待つ方がいい時もある。彼に何を必要としているか尋ねて、コミュニケーションをたくさん取っているよ』と、彼を活かすための工夫を明かしています。
(via Estadio Deportivo, Esport3, SPORT)
ジョアン・ガルシアのW杯参加に伴うFIFAからの補償金収入
スペイン代表としてW杯に参加しているGKジョアン・ガルシアに関連して、バルセロナはFIFAのクラブ支援プログラムから補償金を受け取ります。
昨年の夏、バルセロナはエスパニョールに対して契約解除金2500万ユーロとCPI上昇分を合わせた2630万ユーロを支払い、彼を獲得しました。FIFAのプログラムでは、選手がW杯で代表チームに帯同している期間中、1日あたり約1万1000ドルが所属クラブや過去に在籍したクラブに分配されます。
バルセロナは現在の所属クラブとして、また今シーズンの開幕時に選手が登録されていたクラブとして、この補償金の大部分を受け取る権利があります。スペイン代表が決勝まで進出すれば、選手1人あたりの総額は最大で18万3300ドルに達する見込みです。
(via Mundo Deportivo, Esport3, SPORT)
スポティファイ・カンプ・ノウのVIP席転売による1400万ユーロの収入
会計年度末を前に、バルセロナは大きな収入を得ることに成功しました。New Era Visionary Groupが所有していた新スポティファイ・カンプ・ノウのVIP席のライセンスの一部が、シンガポールの企業に転売されることがクラブ内のコンプライアンス審査を経て承認されました。
この転売により、バルセロナはNew Eraから未払いとなっていた2800万ユーロのうち、半額の1400万ユーロを6月30日までに回収します。残りの1400万ユーロについても、他の投資家への転売が確実視されており、近日中に解決する見込みです。これらの収入は2025/26シーズンの決算を黒字化し、LaLigaの1:1ルールを回復するために非常に重要な要素となります。
(via Mundo Deportivo, SPORT, MARCA)
新シーズンのユニフォームの背中に「Fundació Barça」のロゴ
2026/27シーズンの新ユニフォームが発表されるのを前に、バルセロナは大きな変更を発表しました。今後、男子および女子のトップチームのユニフォームの背中には、過去4年間使用されてきたACNUR(国連難民高等弁務官事務所)のロゴに代わり、「Fundació Barça(FCバルセロナ財団)」のロゴがプリントされることになります。
クラブはこの変更について『選手たちの背番号が、社会を変革し公益に貢献するという我々のミッションを世界に発信するスピーカーとなる。社会にポジティブな影響を与え、「クラブ以上の存在」の意味を毎日具現化し続けるというクラブの最も純粋な本質を世界に示すものだ』と声明を出しました。
(via SPORT)
フリック新体制のプレシーズン初戦がCEエウロパに決定
ハンジ・フリック新監督が率いるバルセロナの最初のプレシーズンマッチの対戦相手が、プリメーラRFEFに所属するCEエウロパに決定しました。
試合は7月24日、シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールにて無観客で行われます。チームは7月13日からプレシーズンを開始し、ジェラール・マルティン、シュチェスニー、マルク・ベルナル、マルク・カサド、アレハンドロ・バルデらがメディカルチェックを受ける予定です。
この試合の後、チームは7月27日から8月3日までイングランドのセント・ジョージズ・パークでトレーニングキャンプを行い、7月31日にはバーミンガム・シティと有観客での親善試合を予定しています。
(via Esport3, Mundo Deportivo, SPORT)
不正転売に関与したソシオへの処分が最高裁で確定
2018年に開催されたレアル・マドリードとのクラシコにおいて、偽造チケットの作成と高額転売のために自身の年間シートを第三者に不正譲渡したとして、バルセロナが約450人のソシオに下した処分が、最高裁判所によって支持されました。
当時のジョセップ・マリア・バルトメウ政権下で、クラブは最大18ヶ月のソシオ資格停止や除名などの厳しい処分を下しました。該当するソシオたちは処分を不服として訴えを起こしていましたが、裁判所はクラブの対応が定款に沿った正当なものであり、手続きにおいて弁明の機会も与えられていたとして、クラブ側の勝訴を確定させました。
(via SPORT, Mundo Deportivo)
ラポルタ新会長の就任式と移行期間の総括
3月15日の会長選挙で勝利したジョアン・ラポルタ新会長の就任式が、7月1日の12時30分からAuditori 1899で執り行われます。これに先立ち、2月9日のラポルタ辞任以降、クラブを暫定的に運営してきたラファ・ユステ会長代行らの理事会は、6月30日に最後の会議を開き、未決事項や会計処理を完了させてから辞任します。その後、7月1日付でラポルタのもとで再び理事として任命される予定です。
移行期間において副会長兼書記を務めたジョセップ・クベルスは『この移行期間は、深い敬意と絶え間ない調整のもとで進められ、クラブに社会・経済・スポーツ面で大きな安定をもたらした。男子のリーガ優勝や女子の成功、50個目の欧州タイトルの獲得は大きな誇りだ』と総括しました。
就任式の後、ラポルタ会長は記者会見を開き、フロレンティーノ・ペレス会長によるネグレイラ事件に関する言及や、フリアン・アルバレス獲得を巡るアトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンの批判に対して、強い言葉で反論すると見られています。
(via SPORT, Mundo Deportivo)
【本日の総括】
レバンドフスキのシカゴ移籍が決まり、テア・シュテーゲンやカサドの放出、アンス・ファティの売却など人員整理が加速。一方でアルバレスやサリナスら新戦力の獲得交渉も白熱しており、ラポルタ新体制の本格始動に向けてクラブは劇的な変革の時を迎えています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
レバンドフスキの退団は、フリック新体制における前線の再構築を象徴する出来事です。彼のようなボックス内での決定力に依存する形から、より流動的で連動性の高い攻撃への移行が求められるでしょう。また、テア・シュテーゲンの放出検討やカサドの去就は、ビルドアップの出口をどこに設定するかという戦術的な優先順位の変化を示唆しています。特に中盤の整理は、フリックが志向するハイプレスと強度の高いトランジションを維持するための、配置の最適化という側面が強いと見ています。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
ラポルタ新会長の就任を控え、クラブはまさに「断捨離」と「再出発」のフェーズにあります。レバンドフスキという象徴的な存在の放出や、VIP席の転売による資金回収は、経済的な健全化を最優先するフロントの強い意志を感じさせます。一方で、ソシオの不正転売に対する最高裁の判決は、クラブの規律を正すという姿勢を内外に示す重要な一歩となりました。新体制がどのようなメッセージをファンに届けるのか、その手腕が問われる重要な移行期間です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
会計年度末を控え、サラリーキャップの削減と資金確保が急務であることは明白です。クリステンセンの契約延長は、減額とボーナス制への移行により、編成の柔軟性を確保する賢明な判断と言えます。一方で、カンセロの交渉やアルバレス獲得への強気な姿勢は、単なるコストカットではなく、競争力を維持するための戦略的な投資です。放出候補の整理と補強のバランスをどう取るか、デコSDの手腕が試される非常にタイトな編成作業が続いています。