プリメーラ18回目の新シーズン開幕とエスパニョールとの因縁

🇪🇸 レバンテは19:00からRCDEスタジアムでエスパニョールとの開幕戦を戦い、プリメーラ・ディビシオン(1部)におけるクラブ史上18回目の挑戦を開始します。昨シーズンは歴史的なシーズン終盤の快進撃(怒涛の巻き返し)によって一部残留を果たしました。

RCDEスタジアムでは、直近となる2026年4月の対戦で0-0のドローに終わったものの、この時はエッタ・エヨンとカルロス・アルバレスが決定的なゴールチャンスを逃して勝利まであと一歩に迫った思い出があります。

過去の公式戦対戦成績は42試合でエスパニョールの16勝、レバンテの10勝、15分けとなっています。

レバンテが敵地RCDEスタジアムで最後に白星を挙げたのは19/20シーズン(1-3)に遡ります。この試合はパンデミックの影響で無観客のなかで行われ、ボルハ・マヨラール、エニス・バルディのゴール、そしてアドリア・ペドロサのオウンゴールによって勝利を飾りました。(via SPORT)

財政難による至宝カルロス・エスピーのレアル・マドリード売却と監督の本音

💰 レバンテは、クラブが長年抱え続けている深刻な経済問題を少しずつ解決するための措置として、エースストライカーであるカルロス・エスピーをレアル・マドリードに完全売却することを余儀なくされました。

ルイス・カストロ監督はこの苦渋の決断について、次のように本音を漏らしています。

『何年も前からクラブが抱えている経済的な障害があり、それを少しずつ解決している最中だ。そのため、今回のような必要な売却を受け入れなければならなかった。本心を言えば、私たちはカルロス・エスピーを売りたくはなかったが、クラブの未来のためにやらなければならない義務だった』

また、エースの退団に伴う得点力への懸念については以下のように否定しました。

『彼が多くのゴールを決めたのは事実だが、チーム全体が機能していなければ、彼のもとにボールが届くことすらなかったはずだ。エスピーはチームにとって極めて重要で価値のある選手だったが、彼が先発で出ない試合でも私たちはゴールを決めて勝利を収めてきた。特定の一人に依存するチームではない』(via ElDesmarque)

新司令塔カルロス・アルバレスの去就報道に対する指揮官の覚悟

⚽️ 昨シーズンに素晴らしいパフォーマンスを見せ、チームの残留に大きく貢献した攻撃の核心カルロス・アルバレスに対しても、この移籍市場において複数のクラブから獲得への関心や移籍の噂が絶えません。

ルイス・カストロ監督は、この若い司令塔の去就を巡る問題について極めて毅然とした姿勢を示しました。

『もし彼がこのクラブを去る日がやってくれば、これまでチームを去っていった他のすべての選手たちと同じように移籍することになる。カルロス・アルバレスも、そしてこの私自身であっても、レバンテというクラブより重要になることは決してないのだから。今私が彼に対して感じているのは、完全に100%の力で私たちのチームに集中して、日々本当に素晴らしいトレーニングを積み重ねてくれているということだ』と話し、選手のプロフェッショナルな姿勢に全幅の信頼を置いています。(via ElDesmarque)

選手登録「12人」問題への楽観と限られた予算での補強成果

📈 ラ・リーガにおいて毎シーズン開幕直後に各クラブを悩ませる選手登録問題ですが、レバンテも一部の報道で一時的に登録選手が12名に制限されている状況が懸念されていました。

しかし、ルイス・カストロ監督はこのピッチ外の懸念を完全に一蹴しました。

『今週のトレーニングにおいては、すべての所属選手たちがピッチで一緒にプレーできるよう準備を整えてきた。だから何も心配していないし、クラブがこの問題の迅速な解決に向けてあらゆる努力を尽くしてくれていることを知っている』と話し、全く意に介していません。

また、限られた予算のなかで進められた今夏の市場については、

『私たちの非常に限られた予算規模を考慮すれば、これまでの移籍市場の全体的な評価は本当に素晴らしいものだ。これからさらに新しい補強ができるかどうかは放出される選手に大きく左右されるが、他選手の去就に関係なく緊急で獲得しなければならないポジションもいくつかある。私たちはどのような状況に置かれても対応できるよう準備を整えている』と語りました。

なお、ビジャレアルとの間でチアゴ・フェルナンデスの移籍に関する正式な合意に達したことも確認されています。(via SPORT)

新戦力マンディと若手パコ・コルテスのデビューと開幕戦予想スタメン

🛡 ルイス・カストロ監督は、昨シーズンの戦いぶりをベースにした非常に見覚えのあるお馴染みのスターティングメンバーを構築しています。その中で、今夏フリーまたはローンで加わった新戦力たちのデビューに期待が集まっています。

ディフェンスラインの要として、ビジャレアルなどでの経験を持つ実力派センターバックのマンディが新たに加入し、開幕戦での先発出場が濃厚。さらに、クルトゥラル・レオーネサから獲得した若きウインガー、パコ・コルテスが左ウイングのスターティングイレブンとして抜擢される見込みです。

エスパニョールとの開幕戦におけるレバンテの予想スタメンは、ゴールキーパーに Ryan。ディフェンスラインは右から Toljan、Mandi、De la Fuente、左に Manu Sánchez。中盤はアンカーに Olasagasti を配し、インサイドハーフに Oriol Rey と Carlos Álvarez。前線は右ウイングに Victor García、左ウイングに新星 Paco Cortés、そして中央のストライカーに Iván Romero を置く攻撃的な4-3-3システムと予想されています。(via Estadio Deportivo)

キャプテンのブルゲら欠場者情報と審判カルロス・ムニズとの抜群の相性

🏁 開幕戦に向けていくつかの離退者が確定しています。まず、チームの第一キャプテンであるロジェル・ブルゲは、昨シーズン(25/26)の終盤第37節のマジョルカ戦において退場処分を受けており、その規律上のサスペンションが今季にキャリーオーバーされたため出場することができません。

また、ゴールキーパー陣では第3GKを務めるプリモが、プレシーズン中に肩を脱臼したことによる深刻なトラブルを抱えており、今回の遠征メンバーから外れています。

一方、この記念すべき開幕戦を担当する主審は、今季から1部リーグに昇格したばかりのアラゴン出身の30歳、カルロス・ムニズ氏に決定しました。

実はムニズ主審はレバンテにとって極めて相性の良い「勝利の女神」とも言える存在です。これまでに彼がレバンテの公式戦を裁いたのは過去に2回ありますが、そのいずれもレバンテがホームでエイバル、そしてミランデスを下して2戦2勝という勝率100%の驚異的なデータを誇っています。今回の敵地での試合においても、相性の良さを味方につけて素晴らしい結果を得られるか注目されています。VARルームにはホセ・アントニオ・ロペス氏とアレハンドロ・ムニズ・ルイス氏が入り、若き昇格レフェリーのジャッジをサポートします。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

レバンテは、クラブの経済問題からエースであるカルロス・エスピーを売却せざるを得なかったものの、カストロ監督のもとでチームの結束と組織力を高め、登録問題への懸念を払拭しました。新戦力マンディの経験や期待の若手パコ・コルテスの台頭、そして相性の良いムニズ主審のホイッスルを背に、エスパニョールとの開幕戦で勝負強い戦いを見せる準備が整っています。