レアル・オビエド & レアル・スポルティング

カルロス・タルティエレで開催される伝統の「アストゥリアス・ダービー」を前に、両チームの内部事情と戦術プレビューが明らかになった。

ホームのレアル・オビエドでは、アタッカーのパブロ・サエンスが注目を集めている。2001年生まれのサエンスは、12歳の時に140cmという身長制限を理由にオサスナのカンテラを不合格となり、14歳でイギリス(レスター)へ留学。帰国後は実家の食品企業で交代制勤務をしながらカラオラ(1部RFEF)でプレーし、グラナダCFでのデビューを経てオビエドへ加入した異色の経歴を持つ。前節サバデル戦で惜しくもポストを叩いたシュートについて『最初は真っ暗になったが、次は必ず決める』と語り、レジェンドのエンリケ・セルベロから『ダービーの重みと熱量を毎日のように叩き込まれている。絶対に勝ちたい』と熱い意気込みを明かした。オビエドはエスタニス・ペドロラとイスファンが負傷離脱し、攻撃陣はクリス・ラモスに頼る厳しい台所事情となっている。

一方、アウェーのレアル・スポルティング(ルベン・ラルカモン監督)は、コンラッドとブルノの2名が負傷によりダービーを欠場することが確定した。ラルカモン監督は非公開練習の中で、オビエドに対するマンツーマン気味のハイクラスな追撃戦術を検討しており、FWカサスを1トップに起用し、ヘラベルトを右サイド、ウーゴ・クエンカを左サイドバックに回す奇襲配置を試みている。スポルティングにとってタルティエレでの勝利は25年間遠ざかっており、歴史的ジンクスを打ち破れるかどうかが大きな焦点となる。(via SPORT)