新ユニフォームを巡る政治的論争

アスレティック・ビルバオは、来シーズン(2026/27)着用するCastore製の新しいユニフォームをレアル・マドリード戦で初披露した。しかし、このユニフォームのデザインが大きな政治的論争を巻き起こしている。

首の後ろの部分に、バスクの7つの県を描いたエウスカル・エリア(バスク国)の地図とイクリニャ(バスク旗)がデザインされているのだが、この地図にナバラ州や、カンタブリア、ブルゴスの一部が含まれているとして、UPN(ナバラ住民連合)、PP(国民党)、Voxなどの右派政党が猛反発したのだ。

UPNのクリスティーナ・イバロラから3通の抗議文が届き、法的手続きに訴えるとの警告もあったほか、各政党はクラブへのデザイン撤回と、政府やスポーツ機関への対応を要求した。しかし、アスレティックはこうした圧力に屈することなく、予定通りベルナベウのピッチでこのユニフォームを着用した。

FCバルセロナに所属する元アスレティックのイニゴ・マルティネスも遠くから支持を表明し、自身のSNSでこの新ユニフォームと「zazpiak bat(7つで1つ)」のモットーへの誇りを綴った。法的な問題に発展する可能性は低いと見られているが、メディアやSNSでの大論争が宣伝効果となり、実店舗やオンラインストアでのユニフォームの売り上げは急増しているという。(via ElDesmarque)