クラシコに向けた野戦病院とエンバペのバカンス騒動
日曜日の21:00にカンプ・ノウで行われるFCバルセロナとのクラシコ(バルサは引き分け以上でリーガ優勝が決定する)に向け、チームは多数の負傷者を抱えている。水曜日の午前中にヴァルデベバスで行われたトレーニングでは、キリアン・エンバペがカルバハル(足の指の亀裂骨折)、アルダ・ギュレル、メンディ、エデル・ミリトン、ロドリゴ・ゴエスといった負傷者たちとともに、プールやジムで別メニュー調整を行った。右足首の違和感を訴えたダニ・セバージョスもジムにとどまり、メディカルレポートの対象となった。チームのセッションは、ピッチ上でのアクティベーションとロンドから始まり、ポゼッションとフィニッシュのドリル、最後に縮小されたピッチでのミニゲームで締めくくられた。
エンバペに関しては、左足の半腱様筋を負傷中であるにもかかわらず、恋人の女優エステル・エスポシトとともにイタリアのサルデーニャ島へバカンスに出かけていたことが発覚し、チームメイトとの距離を広げる結果となった。彼がマドリードに帰還したのがマドリード対エスパニョール戦のキックオフとほぼ同時刻だったこともあり、ファンからはSNSで「Mbappé Out」のキャンペーンが展開されるなど激しい批判を浴びている。エンバペはシャビ・アロンソを解任してカスティージャからアルベロアを昇格させたクラブの決定を理解しておらず、監督のスタッフとも衝突していた。彼がクラシコに間に合うかは木曜日に延期されたMRI検査の結果次第であり、順調であれば木曜のグループ練習に部分合流する見込みだが、ファンからの糾弾を逃れるにはバルサ戦での驚異的なパフォーマンス以外に道はない状況であり、その次のレアル・オビエド戦でのベルナベウの反応が注視されている。
一方で朗報もある。3月17日のマンチェスター・シティ戦のハーフタイムに負傷し、51日間にわたり戦列を離れていたティボー・クルトワが全体練習に完全合流した。クルトワ不在の8試合は3勝3敗2分とチームが崩壊し、全タイトルを逃す決定的な要因となった。クラシコではクルトワが先発で直接復帰する見通しだが、ワールドカップを控えており数回のトレーニングしか消化していないため、時期尚早と判断されればアンドリー・ルニンが出場する。 (via MARCA, SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)