不可解判定への痛烈批判とジョゼ・モウリーニョの発言
レアル・マドリードに0-3で完敗を喫した一戦では、ピッチ上の判定を巡ってもバレンシア陣営から怒りの声が相次いでいます。先制点につながったパブロ・マフェオのファウル判定について、主将のホセ・ルイス・ガヤは試合後に判定基準の曖昧さを痛烈に批判しました。ガヤは主審に直接説明を求めた際のエピソードを明かし、『パブロ・マフェオがムバッペと接触した場面について主審に話に行った。パブロ・マフェオは肩でコンタクトしただけで、押し倒してなどいない。プッシングとは両腕で相手を移動させる行為だ。主審は最初「押した」と言い、次に「ボールを無視したもみ合いだ」と言い直した。我々が求めているのは一貫した実効性のある判定基準だが、今日はそれが全く存在しなかった。ただのフットボールの接触プレーであり、ファウルではなかった』と裁判並みの理詰めで不満をぶつけました。また、終盤に自身がムバッペへのタックルで一発退場となった処分についても、イエローカード相当のプレーであり厳しすぎると主張。試合前にはムバッペの肘打ちがイエローにとどまっていたことと比較し、二重基準への不審感を露わにしています。
副主将のギド・ロドリゲスも放送局のインタビューに応じ、怒りと悔しさをにじませました。ギドは『メスタージャでまたしても勝利を逃し、敗戦を喫したこの状況に強い怒りと腹立たしさを感じている。スタジアムを埋め尽くすファンが厳しい要求をするのは当然であり、我々自身がこの事態を最も重く受け止めなければならない』とコメント。さらに『立ち上がりはチームとして上手く機能しており、マヨルの決定機や私のオフサイドになったゴールなど良い時間帯があった。しかし審判が肩と肩の接触をファウルと判定したセットプレーから失点し、試合の流れが一変してしまった』と判定が及ぼした影響を指摘しました。その上で『コパ・デル・レイや延期試合を含め、残された勝ち点はまだ十分にある。私を筆頭に選手全員が責任を背負い、絶対に諦めずに前を向く』と残留への誓いを立てています。
一方、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は会見でメスタージャの雰囲気を称賛しつつも、痛烈な言葉を残しました。ジョゼ・モウリーニョは『メスタージャは情熱そのものだ。バレンシアのファンは自軍にも敵にも非常に要求が高い』『ベルナベウの観客は落ち着いて観戦するが、メスタージャやサンタンデールの観客はスタンドから自ら試合を戦おうとする』と独特の表現でスタジアムの圧力を表現。その一方で、試合後にバレンシアのアギーレ監督へかけた言葉を自ら明かし、『私の選手たちはあなたの選手たちよりも遥かに優れているのだから、落ち込む必要はない』と語り、両クラブの絶望的な戦力差を突きつける形となりました。(via ElDesmarque / Superdeporte / Estadio Deportivo)