サラリーキャップ63%激増の歴史的快挙
ラ・リーガが今シーズンの各クラブにおける選手人件費上限(LCPD)を正式発表し、クリスティアン・ブラガルニクオーナー率いるクラブ機構は歴史的な大偉業を達成した。従来の3686万8000ユーロ(今年3月時点)から一気に63%増となる6014万ユーロ(約60.14Mユーロ)へと激増し、クラブ史上初めて6000万ユーロの大台を突破した。ラ・リーガが本制度を導入してからの13年間でクラブ最高額を更新する快挙であり、1部リーグ全クラブの中でも13番目に高い給与上限を獲得して中位グループへと一気に躍進した。10位に位置するデポルティーボ・ラ・コルーニャ(6401万6000ユーロ)との差もわずか400万ユーロ前後に迫っている。
この爆発的な上限枠拡大の最大の要因となったのは、直近2回の移籍市場で達成した約4000万ユーロにおよぶメガ売却益(譲渡益)だ。ロドリゴ・メンドーサの1600万ユーロ移籍を筆頭に、アルバロ・ロドリゲスの1250万ユーロ、ダビド・アフェングルーバーの1000万ユーロ超という大規模移籍が相次ぎ、アルバロ・ヌニェスの移籍で生じた約100万ユーロ規模の収益なども大きく貢献した。さらに放映権料の配分額増加に加え、スポンサーシップ契約や年間シート(アボノ)、チケット販売の好調も後押しとなった。昨シーズンのマルティネス・バレロの平均観客数は1部リーグで10番目に多い2万6434人を記録しており、こうしたスタジアム観客動員数の増加も上限額引き上げの確かな推進力となった。(via SPORT)
