アラベス戦試合結果と展開

すでにセグンダ・ディビシオンへの降格が決まっているレアル・オビエドは、カルロス・タルティエレでの今季ホーム最終戦でデポルティーボ・アラベスと対戦し、0-1で敗北した。前半のボール支配率は66%を記録し、試合を通じて主導権を握ったものの、ファイナルサードでの脅威と決定力を欠き、シュート4本を放ったが枠内シュートはゼロに終わった。前半17分、相手のアブデ・レバシュに左サイドを突破され、トニ・マルティネスに決勝ゴールを許した。前半25分には相手GKのシベラがコーナーキックでの飛び出しをミスし、ダビド・コスタスがヘディングシュートを放ったが、ボールは右ポストをかすめて外れた。後半に入ると相手が試合を落ち着かせ、オビエドは相手ゴールに危険を生み出すことができず、そのまま無得点で敗戦となった。最終節はアウェイのソン・モイスで残留を懸けるマジョルカと対戦する。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, MARCA)

サンティ・カソルラへの愛情と去就

今季ホーム最終戦は、キャプテンであるサンティ・カソルラがカルロス・タルティエレの観客の前でプレーする最後の試合になる可能性があった。試合開始からわずか8分後、ファンは彼の名前をチャントし「サンティ、残ってくれ」と大合唱を始めた。ファンは彼にセグンダでもう1年プレーしてほしいと強く願っている。熱狂的なサポーターグループのシンマキアリは別れの横断幕を準備していたが、カソルラが以前『夏にはリフレッシュして、次のプロジェクトを見る』と発言していたため、引退が確定するまで掲出を見送った。スタジアムを訪れたファンの一人は『41歳でもチームで一番クオリティが高い。セグンダでは決定的になるから、もう1年続けてほしい』と語り、別のファンも『アルマダが彼を起用しないなら、彼が出て行くべきだ。スポーツ面ではこれ以上要求できない、1部で戦う戦力はないのだから。しかし、カソルラをもっと使わないのはサッカーをあまり理解していない証拠だ』と熱く語った。試合終了後、カソルラはスタジアムを一周してファンの愛情に感謝し、スタンドからの残留を願うチャントに応えた。さらに、北スタンドへ向かい、ファンと一緒に独自の儀式を行った。去就についてはまだ決断を下しておらず、ヘスス・マルティネス会長との話し合い次第となっている。(via SPORT, ElDesmarque, MARCA, Mundo Deportivo)

ギジェルモ・アルマダ監督への批判と去就

1年前に1部昇格を果たしたにもかかわらず、今季の運営や大失敗に終わった補強政策により降格を招いたことで、ファンからの怒りが爆発している。試合中、一部のスタンドからはギジェルモ・アルマダ監督に対して「アルマダ、出て行け」というチャントが浴びせられた。さらに、フロントに対する「フロント辞任しろ」というチャントや、オーナーグループに対する「パチューカ、出て行け」というこれまでにない激しい批判の声も上がった。来季のセグンダに向けたプロジェクトにおいて、アルマダ監督が指揮を執り続けるかどうかがクラブの最大の不確定要素となっている。(via SPORT, ElDesmarque)

監督の試合後コメント

ギジェルモ・アルマダ監督は試合後のインタビューで、自身の去就について『私はすでに決断を下しており、それをクラブに伝えるつもりです』と明言した。ファンの退陣要求チャントについては『私には何も引き起こしませんし、誰もが好きなように表現すればいいのです。毎日言っているように、私が最も気にしていないのは自分の未来です』と冷ややかに応じた。また、クラブが続投を決定した場合については『ここにいるのは良い人たちだとお伝えしています。私はどの場所にもしがみつくつもりはありませんし、クラブが下す決断を我々がこれまで尊重してきたように尊重します。彼らには適切だと考えることを行う自由があります。我々にもその自由があるように。繰り返しになりますが、我々はここにいる誠実な人たちであり、単にいかなる決断も尊重されるべきだということです』と述べた。試合中、カソルラを交代させずにファンからの拍手を受けさせなかった理由については『なぜなら、彼の状態が良いと見たからです。我々はフォンセカを下げ、コロを少し後ろに下げて配球させるようにした後に彼を起用しました。それはうまく機能していましたが、試合のいくつかの場面で深さを欠いていました。主導権を握っていたにもかかわらず、相手は一度のロングシュートでゴールを決めました。しかし、攻撃に多くの人数をかけていたにもかかわらず、相手がしっかりと守りを固めたため、パス回しのダイナミズムと深さが足りず、試合を通じて苦労しました』と説明し、最後に自身の最後の試合という感覚があるかについて『私の感覚など、クラブが経験している状況においては最も重要ではないことです』と締めくくった。(via ElDesmarque, MARCA)

フェデ・ビニャスの状況

クラブ・レオンからシーズン終了までのローン移籍で加入しているフェデ・ビニャスは、このアラベス戦で気迫と闘志にあふれたプレーを見せたが、決定的なシュートを放つことはできなかった。後半20分にイエローカードを受け、これが累積5枚目となったため、次節の最終戦は出場停止となる。これにより、オビエドでの最後の試合を終えた可能性が高い。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)

選手パフォーマンス詳細

アラベス戦に出場した全選手の評価とパフォーマンスは以下の通り。

ホラティウ・モルドヴァン:アトレティコ・マドリードでの2シーズンとオビエドでのほぼ1シーズンを経てのリーグ戦デビュー。出番は少なかったが、唯一の枠内シュートを決められた。

ルーカス・アヒハド:守備でサイドを苦しめられたが、攻撃には継続的に参加。後半26分にイエローカードを受けた。

ダビド・コスタス:ボール出しが正確で守備のカットにも注意を払ったが、トニ・マルティネスのマークで苦戦した。

ダニ・カルボ:堅実で空中戦に強く、飛んできたボールをほぼ全てクリアした。

ハビ・ロペス:守備で非常に高い要求を受け苦しんだがうまく対処した。後半は何度もゴールラインまで到達し危険なクロスを上げたが正確さを欠いた。

ニコ・フォンセカ:ボールを持った際は縦への推進を見せたが、守備の存在感が薄く前半で交代した。

サンティアゴ・コロンバット:守備で非常に献身的であり、ボールの配給でも正確だった。

アイセム・ハッサン:右サイドから突破を見せ攻撃で存在感を示したが、失点場面では相手に簡単に抜かれてしまった。

アルベルト・レイナ:ライン間でボールを要求する動きが良く、常にサポートとパスコースを提供した。

サンティ・カソルラ:左サイドと中央を行き来し自由なプレーを披露。ポゼッションの基準を作り、セットプレーやペナルティエリア手前で危険なチャンスを作り出した、この試合のベストプレーヤー。

フェデ・ビニャス:献身的に戦ったがシュートの精度を欠いた。

チアゴ・フェルナンデス:後半から出場し左サイドから突破を試みたがテクニックの正確さを欠いた。投入直後にイエローカードを受けた。

イリアス・シャイラ:途中出場で危険なクロスや個人プレーを見せたが、正確さを欠いた。

ナチョ・ビダル、ティアゴ・ボルバス、アレックス・フォレス:終盤に出場。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)

【本日の総括】

すでに降格が決定している中でのホーム最終戦は敗戦に終わったが、スタジアムの関心はキャプテンであるサンティ・カソルラの去就と、アルマダ監督やフロントへの批判に集中した。激動のシーズンを終え、来季のセグンダに向けたプロジェクトの全貌に注目が集まる。