ラ・リーガの「1:1」ルール復帰とファイナンシャル・フェアプレーの現状
FCバルセロナは、ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレーにおける「1:1」ルールに正式に復帰しました。これにより、クラブは移籍市場で通常通りの活動が可能となり、選手売却や給与削減によって解放した資金の全額を新たな補強に投資できるようになります。この改善は、ジョアン・ラポルタ会長の就任式の翌日に確認されました。ラ・リーガのハビエル・テバス会長も、バルセロナの経済的な取り組みを評価しており、就任式でラポルタ会長と良好な関係をアピールしました。
この「1:1」ルールへの復帰は、いくつかの要因によって実現しました。一つは、チーム内で最も高い給与を受け取っていたロベルト・レヴァンドフスキの退団です。契約満了に伴い、2400万ユーロの総給与が削減されました。さらに、アンス・ファティのモナコへの売却で1100万ユーロ、イニャキ・ペーニャのパナシナイコスへの売却で300万ユーロの移籍金がもたらされました。また、新しいSpotifyカンプ・ノウのVIP席の部分的な転売によって1400万ユーロが入り、これらが予算目標の達成に大きく貢献しています。チケット販売やマーチャンダイジング収入の増加も後押しとなりました。
この結果、クラブはすでにアンソニー・ゴードンの選手登録を完了させており、今後の最優先ターゲットであるフリアン・アルバレスの獲得に向けた資金も確保できる見通しです。また、アンドレアス・クリステンセンの減俸による契約延長なども計画されています。ただし、秋にはスタジアムの屋根の設置工事のために一時的にSpotifyカンプ・ノウを離れる必要があり、収益が減少することで再び「1:1」ルールから外れるリスクがあるため、クラブは引き続き慎重な姿勢を保っています。
(via Esport3, Mundo Deportivo, SPORT)
ハンス・ディーター・フリック監督のスタッフ陣容とドイツ人フィジカルコーチの招聘
来シーズンに向けたハンス・ディーター・フリック監督のスタッフ編成が進んでいます。過去2シーズンにわたってトップチームのフィジカル部門の最高責任者を務めていたフリオ・トウスがその役職を離れ、将来性のあるバルサ・アトレティクとフベニールAの選手の身体能力開発を担当するポジションに配置転換されました。
その後任として、フリック監督の信頼するドイツ人フィジカルコーチの就任がすでに合意に達しています。現在はクラブ幹部と責任者のサインを待つのみとなっており、公式発表が控えています。この新コーチは、バイエルン・ミュンヘン時代にフリック監督と共闘したホルガー・ブロイヒではないことが確認されています。新しいドイツ人コーチは、既存のペペ・コンデ、ラファ・マルドナド、ヘルマン・フェルナンデスといったフィジカルコーチ陣とともに働きます。
フリック監督は、昨シーズンの筋肉系の負傷の多さに不満を抱いており、特にアレハンドロ・バルデ、ジュール・クンデ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャらの負傷に対して改善を求めていました。今回の人事により、クラブはフリック監督の要望に応え、フィジカル面での強化を図ります。なお、昨季終了時にはアナリストのステファン・ノップとチアゴ・アルカンタラがスタッフから離れています。バルセロナのプレシーズンは7月13日にフリック監督の下でスタートする予定です。
(via Mundo Deportivo)