Córdoba CF
来季(2026-2027)に向けたプレシーズン合宿の拠点を、昨夏と同じくバレンシア州オリバの「Oliva Nova Beach & Golf Resort」に設定した。イバン・アニア監督率いるチームは7月第2週に公式始動する予定だが、この施設でのキャンプが準備の柱となる。プレシーズンの実戦予定として、7月23日には本拠地エル・アルカンヘルでセビージャを迎え、第4回「トロフェオ・プエルタス・デ・コルドバ」を開催することが既に決定している。
合宿施設はプロチームの利用が多く、8月にはバレンシアCFのキャンプも予定されている。FIFA公式サイズの天然芝ピッチが4面あり、コルドバの本拠地や練習施設の芝を管理するRoyalverd社(バルセロナやエスパニョールなども手掛ける)がメンテナンスを担当しているため、ピッチコンディションは申し分ない。さらに、屋内と屋外の2つのジム、理学療法エリア、スパ、食堂に加え、卓球やビリヤード、ゴルフ場といったレクリエーション設備も完備されており、選手間の結束を高めるのに最適な環境となっている。ビーチが近いため、昨季同様に砂浜でのトレーニングセッションが少なくとも1回は組み込まれる見通しだ。
移動はAVE(高速鉄道)でバレンシアまで向かい、そこからバスで約80kmの道のりを経て到着するスケジュールが組まれる予定である。LaLiga Hypermotion(2部)で3シーズン連続となる挑戦に向け、チームの戦術の浸透と新戦力の融合、そしてグループの団結力を強化する極めて重要な期間となる。(via SPORT)
Real Oviedo
クラブの将来を担う巨大プロジェクトが本格始動した。ポラ・デ・シエロの公証役場にて、新シウダー・デポルティーバ(練習施設)の建設予定地となる「La Belga」の土地、39万2,154平方メートルの購入契約を正式に締結した。Grupo Pachuca主導による過去数十年で最も野心的な戦略的プロジェクトであり、クラブの全スポーツ・育成部門をこの地に集約することになる。来週から地質調査や測量が開始され、その後土工作業と建設が始まる。
第1フェーズでは、サッカー場6面と1,200平方メートルの施設(ロッカールーム、ジム、テクニカルオフィス、ランドリー、倉庫など)を建設。第2フェーズでは、トップチーム用レジデンス(3,600平方メートル)、下部組織用レジデンス(教室付き)、そして7,000平方メートルのスポーツ棟(ジム、理学療法エリア、食堂、コーチ陣のワークスペースなど)が建設される予定だ。クラブは既に電力供給確保のため40万ユーロ以上を投資している。
また、1部からの降格というカテゴリー変更の直近の痛手に見舞われたにもかかわらず、ファンの熱気は凄まじい。カルロス・タルティエレのスタンドは引き続き強力な要塞となることが確実だ。ソシオ更新期間終了の2日前の時点で、既に24,155人が更新を完了。さらに「カルネ・オビエディスタ」を保有する4,426人が空席待ちのリストに名を連ねており、合計で28,581人が会員番号を持っている状態である。サラゴサ、デポルティーボ、マラガといったクラブが同カテゴリーにいない今季、2部リーグ最多のソシオ数となる可能性が高く、唯一対抗できそうなのはラス・パルマス(昨季23,006人)のみと見られている。
ソシオ更新手続きは窓口対応を終了し、今後はオンラインのみで受付。6月29日に未更新席が解放され、30日にトリブナ・ランガラの工事の影響を受けるソシオの対応、7月1日〜3日に席変更の受付、4日に新規枠の発表が行われ、6日からウェイティングリスト登録者の受付が開始される。スポーツ面のプロジェクトとしては、現在ストライカーの補強を模索している状況だ。(via SPORT)(via ElDesmarque)
CD Castellón
地元カステジョン出身の右サイドバック、フアンホ・ニエトの獲得を発表した。地元のCF Rafalafenaで育ち、カステジョンのカンテラを経て、バジャドリードB、アトレティコ・バレアレス、マジョルカ、エルクレス、オビエド、アルメリア、ウエスカでプレー。直近はスロベニアのセルイェでヨーロッパ・カンファレンスリーグにも出場した経験豊かな選手である。
彼をよく知る地元の関係者は『幼い頃から誰をも抜き去り、好きなようにプレーする非常に負けず嫌いな選手だった。ここに長く留まらないことは誰の目にも明らかだった』と振り返っている。同じくRafalafena出身のパブロ・エルナンデス監督のプレースタイルにも完璧にフィットする。
元々は攻撃的な選手だったがサイドバックへ転向して守備力が大きく向上しており、関係者も『守備面で大きく成長した』と評価している。セルイェではウイングバック(左サイドでもプレー)、ウエスカでは3バックの右CBとしてもプレーし、戦術的な柔軟性を持っている。フィジカルの強さを活かした初速の速さ、デュエルや競り合いの強さ、前に出るアグレッシブな守備、そして攻撃的なチームで際立つキャラクターと勇敢さを備えており、カステジョンのシステムに最適な補強となる。
関係者は『彼の復帰は、クラブの意味を知る地元出身選手というだけでなく、カステジョンにとってすべてのレベルで信じられないほどの朗報だ』と太鼓判を押している。幼少期からの無類のサッカー好きであり、勝者のメンタリティを持つ彼の帰還は、大きな期待を集めている。(via SPORT)
【本日の総括】
オビエドは降格という逆境を跳ね除け、新練習場の土地取得によるインフラ整備と2部最多となるであろう驚異的なソシオ数を記録し、クラブの基盤を確固たるものにしています。長期的な視野でのクラブ強化が光り、1部復帰に向けた強大な勢力となるでしょう。コルドバは昨季と同じ充実したリゾート施設でのプレシーズン合宿を決定し、3シーズン連続の2部での戦いに向けて堅実な準備とチームの結束力強化を図っています。カステジョンは経験豊富で戦術柔軟性の高い地元出身のフアンホ・ニエトを獲得し、パブロ・エルナンデス監督の攻撃的スタイルを体現するキーマンとして戦力を高めました。各クラブとも新シーズンに向けた明確なビジョンと補強で着実に歩みを進めており、LaLiga Hypermotionの覇権争いは例年以上に白熱しそうです。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
コルドバが昨季同様の環境でキャンプを行うのは、戦術の継続性と熟成を重視するイバン・アニア監督の意図が透けて見えます。一方、カステジョンが獲得したフアンホ・ニエトは、サイドバックからCBまでこなす柔軟性が魅力です。パブロ・エルナンデス監督の攻撃的スタイルにおいて、彼の対人守備の強さとアグレッシブな前進は、攻守の切り替え局面で大きな武器となるでしょう。戦術的な引き出しを増やす補強として、非常に理にかなった選択です。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
オビエドの動きからは、降格という逆境をクラブの結束に変える強い意志を感じます。新練習場の土地取得は単なるインフラ整備ではなく、クラブの未来に対する明確な投資の意思表示です。2部最多水準のソシオ数は、ファンがクラブの長期的なビジョンを支持している証左であり、この熱量はピッチ上の選手たちにとっても、何物にも代えがたい強力な後押しとなるはずです。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
カステジョンによるフアンホ・ニエトの獲得は、地元出身という情緒的な側面だけでなく、戦術的適応力と経験値を考慮した合理的な編成です。セルイェでの欧州カップ戦経験は、セグンダの過密日程を戦い抜く上で貴重な財産となります。オビエドがストライカーの補強を急ぐ中、各クラブとも限られた予算内でいかに即戦力を確保し、チームの年齢構成とバランスを最適化できるかが、シーズン序盤の成否を分ける鍵となるでしょう。