次期監督人事

レアル・オビエドの新たなベンチを託す指揮官探しが最終局面に突入しています。ギジェルモ・アルマダ前監督の後任として、フリアン・カレロの就任が決定的な状況となっています。ヘスス・マルティネス会長をはじめとするクラブ首脳陣が彼を最有力候補として推しており、メキシコ側(パチューカ・グループ)からもすでに承認のゴーサインが出されています。契約自体はまだ完全にクローズしていないものの、近日中に正式発表の白い煙が上がることが確実視されています。

クラブは昨シーズン、3人もの監督が指揮を執るという不安定で難しい1年を過ごしたため、新プロジェクトを託す指揮官の選定には非常に慎重な姿勢を見せてきました。その中でカレロが選ばれた最大の決定打は、1部昇格を勝ち取った経験と実績、そしてチームに深く植え付けるインテンシティと規律の高さにあります。オビエドのファンも新体制の早期始動を待ち望んでおり、彼がラ・リーガ EA SPORTS復帰への鍵を握る人物として大きな期待を背負ってカルロス・タルティエレにやってくることになります。

(via ElDesmarque)

守備陣の強化方針

監督人事が大詰めを迎える一方で、アグスティン・ジェイダSD(スポーツディレクター)とそのチームは、移籍市場での動きを全く止めていません。数週間前から、チーム全体の守備レベルを一段階引き上げるための補強策を熱心に模索しています。

特にセンターバックを中心としたディフェンスラインの軸となるポジションの強化が急務とされており、中盤から後ろの安定感をもたらすために具体的な選手名が複数リストアップされています。資金力に限りがある中、低コストでありながら即戦力となる選手をいかに引き入れるかが、今夏のクラブ運営における最大のテーマとなっています。

(via ElDesmarque)

CBとピボーテのターゲット

守備力向上のための具体的なターゲットとして、2人の実力者の名前が挙がっています。

一人目は、RCDエスパニョールとの契約が正式に終了し、現在フリーエージェントとなっているセンターバックのフェルナンド・カレロです。経験豊富な彼の獲得は、ディフェンスラインの強化に直結すると見込まれています。

二人目は、ブルゴスCFのキャプテンを務めるミゲル・アティエンサです。昨季のラ・リーガ ハイパーモーション(2部)において最も高く評価された守備的ミッドフィルダーの一人であり、ボール非保持時のプレーを劇的に改善できる存在としてレーダーに捉えられています。アティエンサも6月30日で契約満了を迎えるためフリーでの獲得が可能という共通点がありますが、彼については同じく獲得を狙うグラナダCFが最大のライバルとして立ち塞がっており、この争奪戦が最も困難なミッションになると予想されています。

(via ElDesmarque)

左SBのターゲット

中盤から後ろの補強戦略の一環として、ADアルコルコンに所属する若き左サイドバック、サム・ロドリゲスの名前も浮上しています。彼はカルロス・タルティエレに迎え入れられ、ラヒム・アルハッサンとポジションを争う競争相手として期待されています。

前述のカレロやアティエンサとは異なり、サム・ロドリゲスを獲得するためにはクラブ間での移籍金を支払う必要があります。しかしながら、それほど高額な取引にはならないと見込まれており、予算を抑えつつピンポイントで弱点を埋めるための現実的な選択肢として、フロント陣が交渉の準備を進めています。

(via ElDesmarque)

クラブ関連小ネタ

レアル・オビエドに関わる過去の小ネタもいくつか話題に上っています。

ジローナにレンタル移籍していた世界的GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、加入直後にヘタフェ戦とレアル・オビエド戦でスタメン出場を果たしましたが、ロス・カルバジョネス(オビエドの愛称)との対戦中に左ハムストリングを負傷するアクシデントに見舞われました。この怪我が原因で彼は残りのシーズン全てを棒に振り、結果としてワールドカップの欠場も余儀なくされるという不運な運命を辿っています。

また、ワールドカップの舞台で2つの異なる代表チーム(ユーゴスラビアとクロアチア)でゴールを決めた歴史上唯一の選手であるロベルト・プロシネチキは、レアル・マドリードやFCバルセロナでプレーしたのち、オビエドに所属していた時期がありました。彼はオビエドでカルト的な人気を誇る選手として愛され、今でもファンの記憶に深く刻まれています。

(via SPORT)

【本日の総括】

フリアン・カレロ新監督の就任が目前に迫る中、フロント陣はフリーの即戦力や有望な若手をターゲットに守備陣の再構築へ向けて着実に動いています。ラ・リーガ復帰を掲げる新プロジェクトは、堅守をベースとした規律あるチーム作りからスタートしようとしています。