マンC財務違反捜査で発覚!バレンシアが売却額スペイン最多の7350万ユーロ

プレミアリーグから114件におよぶ財務規則違反の疑いで告発されているマンチェスター・シティに対する調査が本格化する中、2009年夏から2018年冬の調査対象期間において、バレンシアCFがスペインの全クラブの中で最も多くの移籍金収入をマンチェスター・シティから得ていたことが判明しました。

この調査対象期間中、マンチェスター・シティはバレンシアから主力選手2名を獲得し、合計7350万ユーロ(約118億円)という巨額の資金をメスタージャの金庫にもたらしました。この数字は、アスレティック・ビルバオ(アイメリク・ラポルテの6530万ユーロ)、FCバルセロナ(ヤヤ・トゥーレやクラウディオ・ブラボらの4820万ユーロ)、セビージャFC(アルバロ・ネグレドやヘスス・ナバスらの4530万ユーロ)を抑えてスペイン首位となっています。

両クラブ間の大規模な交渉の先駆けとなったのは、2010年夏のダビド・シルバの移籍でした。南アフリカW杯で優勝を果たしたわずか3日後、当時ロベルト・マンチーニ監督が率いていたシティへと2880万ユーロで移籍。その後、シルバは公式戦436試合に出場し、クラブの伝説的存在となりました。

続いて数年後、アルゼンチン人センターバックのニコラス・オタメンディが4450万ユーロでマンチェスター・シティへと買収されました。オタメンディもマヌエル・ペジェグリーニやペップ・グアルディオラのもとで200試合以上に出場しました。

なお、バレンシアからマンチェスター・シティへの最初の移籍例は2006年のイタリア人FWベルナルド・コッラーディ(200万ユーロ)であり、直近では2020年8月にフェラン・トーレスが3000万ユーロ以上で売却されていますが、フェランの取引は今回の財務違反調査の対象期間外となっています。独立委員会の審理によって有罪が確定した場合、マンチェスター・シティが獲得した数々のタイトル剥奪などの厳罰が下される可能性も取り沙汰されています。(via SPORT)