極限の代表合流スケジュールと連勝で掴んだベルナベウ攻略の手応え

代表ウィーク中の選手派遣人数において、レアル・マドリードの16名に対してビジャレアルは12名が代表チームに招集されました。しかし、代表活動を終えてチームへ復帰するタイトな日程においては、ビジャレアル側により厳しい制約が課されています。

ビジャレアルの国際派遣組の合流状況を見ると、ジョージア代表のジョルジ・ミカウタゼは月曜日の北アイルランド戦で終盤85分からの途中出場にとどまったものの、ウルグアイ代表のサンティアゴ・モウリーニョは火曜日にコルカタでインド代表との試合に臨んでいます。さらに、フリーマン、サリバ、オルワセイの3名は、アメリカ合衆国のセントポールで行われるアメリカ対カナダの試合に出場するため、スペイン時間で水曜日の早朝2時まで現地でプレーすることになります(タジョン・ブキャナンは筋肉系のトラブルにより代表を離脱し一足早くスペインへ帰国)。これにより、彼ら5名が全体練習に合流できるのは試合わずか2日前の木曜日となり、極限の強行日程での準備を余儀なくされます。一方のマドリード側もディーン・ハイセン、ククレジャ、ジュード・ベリンガム、アレクサンダー=アーノルドらが火曜日まで代表活動をこなしており、両軍ともに調整期間は限られています。

ビジャレアルは直近のリーグ戦でマラガとレバンテを連破し、5試合未勝利の泥沼から脱出しました。特に2-0で完封したレバンテ戦では、オープンに開くウイング、インサイドへ絞るサイドバック、そしてライン間で自由に動くトップ下というイニゴ監督の戦術概念が浸透し、課題だった守備の安定感に大きな改善が見られました。

モレノはマドリードの怪我人や不調を理由に『今がマドリードと戦う好期だ』とする楽観論をきっぱりと否定しています。どれほど相手に欠場者がいようとも層の厚い世界屈指の強豪であることに変わりはなく、リスペクトを持って挑むべきだと語りました。しかし同時に、『自分たちのスタイルに誇りを持ち、ボールを支配して恐怖心なく勝利を狙いにいく』と強い意気込みを示しています。

(via SPORT)