審判判定と退場劇の大波紋:Lo Celsoのゴール取消とベルナルの一発退場

⚖️ ラ・カルトゥハで行われた一戦は、審判団の裁定を巡りスタジアム全体が大きな怒りに包まれる激しい展開となった。最大の物議を醸したのが前半終了間際のプレイである。1-2でバルセロナがリードして迎えた前半アディショナルタイム、ベティスのジオバニ・ロ・チェルソがエリア外からの見事なボレーシュートでゴールネットを揺らし、場内は同点ゴールに湧き上がった。しかし、VARのルイス・マリオ・ミゲル・ゴンサレス・フエルテスから助言を受けたリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審はモニターを確認。直前の空中戦の争いで、ベティスのクチョ・エルナンデスが意図的にボールを手で運んだ(ハンドの反則)と判断し、ゴールを完全に取り消した。

🤬 この判定に対しベティス陣営は激怒した。試合後、ロ・チェルソは『いくつかの特定のプレイが試合を決定づけた。あのゴール取り消しは極めて疑問だ。もしあれがバルサのゴールだったとしたら、遡ってハンドとして取り消されただろうか。私にはそう思えない。ハーフタイムに2-2で折り返していれば後半は全く違う展開になっていたはずだ』と露骨に疑念を口にした。また、ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督も『解釈不能な判定であり、理解しがたい決定だ』と審判団を酷評した。さらに審判評論家のペドロ・マルティンも『このような解釈をするならば、サッカーのルールブックなど今すぐゴミ箱に捨ててしまった方がいい』と猛烈な批判を展開した。

🟥 混乱はこれにとどまらなかった。2-3とベティスが追い上げて熱気を帯びていた後半25分頃、ピッチ上で倒れたフェルミン・ロペスを起こそうと急ぐベティス選手に対し、ラミン・ヤマルが味方を守る形で割り込んだ。ラミン・ヤマルはファクンド・ベルナルを突き飛ばして小競り合いを誘発。熱くなったベルナルがラミン・ヤマルの胸ぐらを掴んで頭突きと肘打ちを見舞うと、ラミン・ヤマルはピッチに崩れ落ちた。デ・ブルゴス主審はベルナルに一発レッドカードを提示して退場処分を下し、ラミン・ヤマルには警告のイエローカードにとどめた。ベティス側は『ラミン・ヤマルが巧妙に挑発してベルナルを陥れた』と不満を爆発させたが、ベティスは残り時間を10人で戦うことを余儀なくされ、万事休すとなった。(via Estadio Deportivo)