欧室最凶サポーター襲来の厳戒態勢:バルサ対フェイエノールト戦アウェイ席が即完売、暴動の歴史を恐れる当局が高リスク指定

FCバルセロナは、9月9日にカンプ・ノウで開催されるチャンピオンズリーグ(CL)のフェイエノールト戦に向けて、極限レベルの防犯・警備体制を整えています。

対戦相手であるオランダのフェイエノールトは、ヨーロッパで最も危険で狂暴なウルトラス(SCF HooligansやFIIIRなどの過激派グループ)を抱えることで悪名高く、今回アウェイ席として用意された2986席は発売と同時に一瞬でソールドアウトとなりました。事態を重く見たスペインの暴力防止委員会は、この試合を「最高レベルの高リスク試合」に指定しました。

フェイエノールトのサポーターは過去にローマやマドリード、アムステルダムなどの遠征先で数々の大暴動や破壊行為、警察との衝突を引き起こしてきました。2007年にはNancyのホームスタジアムのスタンドを破壊し、UEFAカップからクラブごと追放される前代未聞の事態も起こしています。先週末にも、オランダ国内の試合で発炎筒による暴動を引き起こして7人を負傷させ、国内アウェイ戦の入場禁止処分を科されたばかりですが、この処分はCLのバルサ遠征には適用されません。

バルサが最も警戒しているのは、2022年のEintracht Frankfurt戦でアウェイサポーターにスタンドを不法占拠され、スタジアムが白く染まった悲劇の再来です。それを防ぐため、試合当日のチケット窓口販売の完全禁止、ネット再販の徹底的な監視、スタジアム周辺での厳密な隔離エリアの構築、そして警備や警察の増員が決定されました。バルサは9月6日にも「高リスク」に指定されたバレンシアとのアウェイ戦を控えており、わずか4日間に2度も極めて緊迫した高リスクの警備態勢に直面することになります。

(via SPORT / Mundo Deportivo)