セルタ戦士個別通信簿:最高評価スターフェルトの存在感と攻撃陣に突きつけられた課題

ヘタフェ戦を終えたセルタの選手たちには、メディアから極めてシビアな評価が下されており、個人の課題と収穫がはっきりと浮き彫りになっています。

GKラドゥは、失点シーンについてはノーチャンスであり責任はありませんが、試合を通じてヘタフェからのシュート自体が少なく、セーブで存在感を示す機会がほとんどないまま終えました(評価4)。

右サイドのエル・アブデラウィは、対峙したモヒカを一度も突破できず、守備面でもサトリアーノに競り負けて失点の原因となるなど、攻守にわたって不安定なパフォーマンスに終始し、後半途中で交代となりました(評価3)。

ディフェンスラインのヨエル・ラゴは、派手なプレーこそないものの、終始落ち着いた対応で破綻なく役割をこなしました(評価6)。

カール・スターフェルトは文句なしでこの日のマン・オブ・ザ・マッチです。前半にはテラッツとの決定的な1対1の場面で素晴らしいカバーリングを見せてチームを救い、後半には豪快なヘディングで同点ゴールをマーク。攻守の両エリアで抜群の存在感を示しました(評価8)。

マルコス・アロンソは、背後のスペースへのランニングに対してスピード負けする場面が目立ち、終盤には危険なタックルで退場寸前になるなど、守備面で大きな不安を残しました(評価5)。

左サイドのハビ・ガランは、守備では大きな穴を作らずタスクをこなしたものの、持ち味である攻撃面での積極的な仕掛けが見られませんでした(評価5)。

中盤のイライクス・モリバは、後半の立ち上がりに簡単なミスが散見され、パス回しのスピードを上げるためのクリエイティブな配球ができず、平凡なパフォーマンスにとどまりました(評価5)。

ミゲル・ロマンは、ボールに触れる機会こそ多かったものの、相手の守備を脅かすような効果的な縦パスや仕掛けが少なく、消極的な印象を与えました(評価4)。

ウーゴ・ゴンサレスは、開始直後に素晴らしいドリブル突破から相手ゴールを脅かすシュートを放ち、コーナーキックからアシストを記録するなど攻撃の核となりましたが、不運なクリアミスから失点に絡むなど、好不調の波が激しいゲームとなりました(評価5)。

主軸であるイアゴ・アスパスは、年齢に関係なく違いを作ることを期待されていましたが、この日はマークに苦しみ、攻撃で一度も見せ場を作ることができないまま途中で交代という寂しい内容に終わりました(評価4)。

パブロ・デュランは、前線で走り回ったもののシュートの精度を著しく欠き、ゴールの可能性を感じさせるシーンをほとんど作れませんでした(評価3)。

交代選手では、ハビ・ルエダが短い時間でエル・アブデラウィを大きく上回る推進力を見せて右サイドを活性化させ(評価6)、ドゥリウエシュも左サイドから何度も切れ味鋭い仕掛けを見せてチャンスを作りました(評価6)。一方で、負傷から戻ってきたボルハ・イグレシアスは27分間の出場でボールタッチがわずか8回にとどまり、クロスボールにも合わせられず、本来のパフォーマンスにはまだ遠い状態であることを露呈しました(評価4)。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

10人のヘタフェを崩しきれず、敵地でまたしても勝ち点1の痛み分けに終わったセルタ。スターフェルトの同点弾やウーゴ・ゴンサレスの奮闘、ボルハ・イグレシアスの復帰といった好材料はあったものの、数的優位を活かせなかった知性の欠如と焦りは、ヒラルデス監督が激怒するほどの深刻な課題です。次節のマラガ戦こそ、今季初勝利の歓喜を期待しましょう。