スペイン代表マドリー選手ゼロの波紋

ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表したワールドカップに向けたスペイン代表の26人のリストに、史上初めてレアル・マドリードの選手が一人も選出されなかったことが大きな波紋を呼んでいます。予備登録の55人にはディーン・フイセン、フラン・ガルシア、ゴンサロ・ガルシアが含まれていましたが、最終リストからは漏れました。

これに対し、Kings Leagueのアカウントで公開された動画内で、イケル・カシージャスとジェラール・ピケが激論を交わしました。カシージャスは『マドリードのユースでプレーし、スペイン人である僕としては、マドリードの選手が一人も招集されないのは腹立たしいし、少し悲しいことだ。厳しいよ』と落胆を露わにしました。するとピケが『もしバルサの選手が8人選ばれたらもっと腹が立つか?』と挑発。カシージャスは冷静に、『すべてにはプロセスがあるんだよ、親愛なる友よ。バルセロナがそれだけの選手を代表に輩出するには、ユースに頼らざるを得ない深刻な財政危機があったからだ。そして彼らが使い物になるかどうかは、あなたが彼らに賭け、継続的に起用してこそわかるものだ』と言い返しました。

マドリードの選手で最も招集に近いとされていたのが、3月に代表デビューを果たしていた21歳のCBディーン・フイセンでした。しかし、レアル・マドリードでのパフォーマンスの波や自軍ファンからのブーイングが影響し、好調なエリック・ガルシアやマルク・プビルに枠を奪われました。

落選直後、フイセンの父親であるドニー・フイセンがSNSで不満を爆発させました。彼はSofascoreが選出したラ・リーガ年間ベストイレブン(クバルシやエリック・ガルシアと共にフイセンが選出されている画像)を投稿し、『最初のシーズンにしては悪くない。アラ・マドリード!』と皮肉交じりのコメントを書き込み、フイセン自身もそれをInstagramのストーリーでシェアして騒動を大きくしました。しかしその2日後、フイセンは自身のX(旧Twitter)で火消しを図りました。『ワールドカップに参加するチームメイトたち、本当におめでとう。僕は一人のスペイン人として、家から応援するよ』とスペイン国旗とハートの絵文字付きで投稿し、トーンを和らげました。(via MARCA)(via SPORT)(via ElDesmarque)

ダニ・カルバハルが退団を発表

13シーズンにわたりレアル・マドリードの右サイドバックとして君臨し、計27のタイトルを獲得してきたダニ・カルバハル(34歳)が、今シーズン限りでの退団を正式に決定しました。

練習場を出る際、待ち受けたメディアの取材に応じたカルバハルは、引退の可能性をきっぱりと否定しました。『プレーは続けるよ。それははっきりしている。ただ、まだ何も契約はしていないし、この夏に落ち着いてすべての可能性を検討するつもりだ。スペイン国内のクラブも含めてね。すべてに対してオープンで、今それに取り組んでいるところだよ』と、清々しい表情で語り、新たな挑戦への意欲を覗かせました。(via Mundo Deportivo)