モウリーニョ新監督就任の裏事情

レアル・マドリードの次期監督としてジョゼ・モウリーニョの復帰が確実視されていますが、会長選挙の日程が正式発表の足かせとなっています。モウリーニョとフロレンティーノ・ペレス会長の間ではすでに合意に達しており、契約内容は固定2年間に加え、成績に応じたオプションの3年目が付帯する条件とされています。

しかし、ポルトガル紙『Record』の報道により、ベンフィカとの契約解除条項に重大な事実が判明しました。モウリーニョの契約にある「10日間」という解除条項の期限は、暦日ではなく営業日換算であることがわかりました。つまり、期限は5月26日ではなく、5月29日(金)まで有効となります。

この期限延長はわずかな猶予をもたらしたものの、根本的な問題は解決していません。現在、解除金は約700万ユーロですが、この5月29日の期限を過ぎると、違約金は倍の1500万ユーロに跳ね上がります。レアル・マドリードは6月7日に予定されている会長選が終了するまで、このような重要な決定を正式に下すことができないため、期限内に契約を結ぶことは事実上不可能となっています。モウリーニョ自身もまだベンフィカに公式な退団通知を出しておらず、クラブ側は違約金倍増のリスクを抱えたまま、会長選の終了を待たざるを得ないジレンマに陥っています。これにより、今週中に予定されていたスポーツ部門の各種計画もすべて延期されています。(via SPORT)

ヴィニシウスの赤裸々インタビュー

ブラジル代表としてワールドカップに向けた合宿地テレゾポリスに合流したヴィニシウス・ジュニオールが、CazeTVのインタビューに応じ、レアル・マドリードの現状について赤裸々に語りました。

過去2シーズン連続で主要タイトルを逃した(無冠に終わった)理由について、彼はチームの失速をこう分析しました。『絶対に落としてはいけない試合で失敗してしまいました。ベルナベウで負けてはならないのです。引き分けるべき試合で負け、勝ち点を落とし、相手との差が開き、他のチームに自信を与えてしまいました。』

また、チーム内の変化についても言及しました。『カルロ・アンチェロッティ(現ブラジル代表監督)の退任後、シャビ・アロンソ、そしてアルバロ・アルベロアへと監督交代が続いたことも影響しました。それに、ナチョのような経験豊富な選手が減り、カルバハルの出場機会が減ったり、モドリッチやクロースのような違いを生み出す選手たちがいなくなった影響は大きいです。今は僕やベリンガム、フェデ(バルベルデ)がいて経験は積んでいますが、ロッカールームを引っ張るほどの年数はまだありません。でも僕たちは学んでいるところです。来シーズンはよりコンパクトになり、もっと良いチームになって、この歴史を変えてみせます。』

キリアン・エムバペとの関係については、不仲説を真っ向から否定しました。『ロッカールームでの衝突の噂は嘘です。ピッチ外でも常に一緒にいようと努めています。僕は彼にここに来るようたくさんのメッセージを送りました。まだ僕たちが望むようなプレーやタイトル獲得には至っていませんが、近い将来必ず状況を好転させます。彼は伝説的でワールドクラスの選手です。レアル・マドリードで時代を築くはずです。いや、すでに築いています。』

2027年6月30日に切れる自身の契約延長についても、残留の意志を強く示しました。『レアル・マドリード以外のクラブでプレーすることは想像したこともありません。ここは僕の夢のクラブです。一生ここにいたいと思っています。更新を急いではいません。2027年までクラブとは話し合うことがたくさんあります。マドリードも僕も落ち着いています。会長は僕を信頼し、僕も会長を信頼しています。ただ待つだけです。』と語りつつも、将来的には下部組織を過ごした古巣への帰還も夢見ています。『今すぐは無理ですが、あまり年をとってから戻るつもりもありません。フラメンゴが恋しいです。いつかフラメンゴでリベルタドーレス杯を勝ち取らなければなりません。』

さらに、ライバルであるバルセロナのラミン・ヤマルについても最大限の賛辞を送りました。『スペインは前回のEUROで優勝し、長く一緒にプレーしているチームです。そして彼らにはラミン・ヤマルという世界最高の選手の一人がいます。彼はピッチで常に信じられないことをします。彼一人でワールドカップを優勝できる選手です。バルセロナの選手を語るのはファンがうるさいから難しいですが、ピッチにいる最高の選手は称賛すべきです。誰もが最高の選手を見るために入場料を払わなければならず、ヤマルはまさに人々がお金を払ってでも見たい選手です。でも、ピッチに出たら彼に勝ちたいですね。』(via ElDesmarque)(via Esport3)(via MARCA)