プレシーズン第3戦カステリョン戦 1-2で敗戦、2名の退場者を出す荒れた展開に

🦇 パテルナのアントニオ・プチャデス・スタジアムでCDカステリョンとのプレシーズン第3戦が行われ、バレンシアは1-2で敗北を喫した。昨年に続き夏のクラシコで再びカステリョンに屈する形となった。

⚽️ 試合は前半、バレンシアがボールを支配しようと試み、ジャスティン・デ・ハース、ヘスス・バスケス、サト・リュウノスケの左サイドからのビルドアップを狙った。しかし両チームともにチャンスに乏しい膠着状態が続き、前半終了間際にルイス・リオハが放ったシュートも相手GKマティスに難なくキャッチされた。

🔄 ハーフタイムでカルロス・コルベラン監督はGKのビセント・アブリルを除く全選手を交代。後半からはガヤ、ディアカビ、イケル・コルドバ、ガモン、ペペル、ディエング、アルメイダ、ラバ、オトルビ、サディクがピッチに立った。

🥅 後半は相手のペースとなり、後半5分にクロスからラウール・サンチェスに先制点を許した。さらに後半15分には、スルーパスでCBのラインを破られ、ヤコブセンにループシュートで追加点を奪われた。

😡 2点ビハインドの状況に、スタンドの一部からはコルベラン辞任を求める声が上がり、さらにスタジアム全体を巻き込む形でピーター、今すぐ出て行けという抗議のチャントが鳴り響いた。チームは機能しておらず、ファンからは再び残留争いを強いられるのではないかという危機感が漂っている。

🟥 試合終盤はフラストレーションから荒れ模様となった。85分、ウマル・サディクが両足での危険なタックルでイエローカードを受けた直後、ファウルを受けたバリからボールをぶつけられたことに激高し、ボールのないところで相手を蹴って一発レッドで退場した。

⚡️ 89分には、ロドリゴ・ガモンのスローインを受けたダニ・ラバのパスから、新加入のアリウ・ディエングが強烈なミドルシュートをゴール隅(エスクアドラ)に突き刺して1点を返した。

🥊 しかし試合終了直前、そのダニ・ラバが相手選手のフアンホ・ニエトとの小競り合いで頭突きを受け、ラバも平手打ちで応戦したことで両者退場となる大乱闘に発展し、後味の悪い結末となった。

🏥 なお、コペテ、カノス、ディエゴ・ロペスは長期離脱中。右SBはフルキエが9月まで復帰見込みがなく、ルボ・イランソも打撲で欠場したため、BチームのCBワンジャラが右SBでスタメン出場した。アルナウト・ダンジュマはフィールドプレイヤーで唯一出場機会がなかった。

(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

ビセント・アブリルの試合後コメント「ファンの勝利への要求は理解している」

🎤 この試合で唯一フル出場を果たしたGKビセント・アブリルが試合後にメディアの取材に応じた。

💬 試合の感想と自身の現状について『細かい部分をコントロールしていく必要がありますが、これがダイナミズムというものです。この調子で続けて次の試合を考えなければいけません。今はまだプレシーズンです』と前を向いた。

🧤 現在、トップチームの純粋なGKはディミトリエフスキのみという状況の中で、セカンドGKとしての立ち位置について問われると『正直、今後どうなるかはわかりませんが、監督から与えられたチャンスを活かしてプレーしています。試合と与えられたチャンスに集中し、全力でトレーニングを続けてチームメイトを助けたいです』と語った。

📉 エルデンセ戦よりも内容が悪かったかという問いには『そうですね。でもプレシーズンの結果を気にしてはいけません。今の調子でトレーニングを続けなければ。これを乗り越えられると確信しています。チームメイトを助け続けていれば、きっと上手くいくはずです』と答えた。

🧠 監督が伝えているアイデアについては『ボールを保持し、ボールを支配すること、それだけです』と明かした。

🗣️ サポーターからの抗議の声については『ファンが勝利を求めているのは理解しています。僕らも勝って勝ち点3を取るためにプレーしています。この調子で続ければ、きっと良いシーズンになるはずです』と理解を示した。

⏱️ 自身の出場機会については『GKは自信をつけるために出場時間が必要です。僕が言えるのは、常にチームをサポートしつつ、監督が与えてくれるチャンスを活かすということです』と締めくくった。

(via ElDesmarque)

出場選手のパフォーマンス評価 新戦力サトとディエングが高評価

📊 メディアによるカステリョン戦の出場選手10段階評価では、新戦力のアピールが目立つ結果となった。

🌟 スタメン出場したサト・リュウノスケ(6)は、攻撃陣の中で最もアクティブな動きを見せ、ファーストハーフのベストプレイヤーの一人として高く評価された。常にライン間でボールを受けようと動き回り、スピードのあるドリブルでチャンスを創出。キックオフ前からスタジアムのファンから最も大きな拍手を受けていた。

🚀 後半から出場したアリウ・ディエング(8)も、チームが機能不全に陥る中で一人気を吐き、見事なゴラッソで一矢報いる活躍を見せた。単なるストッパー以上の存在であることを証明している。

🛡️ 前半のベストプレイヤーは中盤でタクトを振るったグイド・ロドリゲス(8)。バレンシアが彼を中心に回るようにという要求に応え、調子を上げている。左サイドで良い動きを見せたルイス・バスケス(6)や、ハビ・ゲラ(6)、ヘスス・バスケス(6)、アンドレ・アルメイダ(6)もまずまずの評価。

❌ 一方で、退場処分を受けたサディク(4)は決定機を逃しオフサイドにも何度もかかったうえでの愚行で低評価。同じく退場のラバ(5)、失点に絡んだ守備陣のディアカビ(4)、ガモン(4)らも厳しい評価を受けた。ウグリニッチ(5)に対しても、まだ動きが重く、さらなる活躍が期待されている。

(via ElDesmarque / SPORT)

イ・ガンインのアトレティコ移籍によりバレンシアに連帯貢献金約120万ユーロ

💰 パリ・サンジェルマンからアトレティコ・マドリードへの移籍が正式決定した韓国代表MFイ・ガンインに関して、バレンシアがFIFAの連帯貢献金(育成補償金)制度により恩恵を受けることになった。

📈 移籍金は固定3500万ユーロから最大4000万ユーロと報じられており、12歳から20歳までバレンシアの育成組織に在籍していたため、移籍金の3.5%に当たる約120万ユーロ(約2億円)をバレンシアが受け取る計算となる。残りの1.5%(約40万ユーロ)はマジョルカに支払われる。

🤦‍♂️ フリーでマジョルカに放出し、代わりに大失敗に終わったマルコス・アンドレを獲得したという当時の経営陣(ピーター・リム、アニル・マーシー、マルセリーノ、ホセ・ボルダラスら)の失策は、バレンシア史上最も悲惨なオペレーションの一つとして今でもファンにとって痛手となっている。

💶 しかし、今回のメカニズムによる収入は、クラブのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)と経済状況にわずかながらプラスの推進力をもたらすことになりそうだ。

(via ElDesmarque)

ローマのFWドフビクに関心も、優先補強ポイントは右SBとウイング

👀 バレンシアがASローマのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクの動向を追っているクラブの一つとして名前が挙げられた。ローマは移籍金として2000万ユーロ以上を要求しているとされている。

🤔 ベティス、ジェノア、フィオレンティーナらと共に状況を注視しているとされるが、バレンシアにとってストライカーの補強は現在の最優先事項ではない。

🎯 トーマス・ムニエの獲得が破談に終わった後、クラブの優先課題はアウトサイドの補強であり、右サイドバック2名とウイング2名の獲得を先に行う方針となっている。

💸 多くの右サイドバックの候補について問い合わせを行っているが、相手クラブが移籍金を要求するケースが多く、バレンシア側は現在のところその要求額に応じる意思がないため、予算とスポーツ面の両方に合致する選手の探索が続いている。

(via SPORT / Estadio Deportivo)

元バレンシアのサンタマリアが移籍先のPAOKでゴラッソ

🇬🇷 バレンシアで構想外となり、契約を解除してギリシャのPAOKサロニカへ移籍したフランス人MFバティスト・サンタマリアが、新天地で鮮烈なデビューを飾った。

🎯 UEFAヨーロッパリーグ予選第2戦のディナモ・キエフ戦に出場し、ペナルティエリア外からの見事なミドルシュートでチームに勝利をもたらすゴールを記録した。

👋 バレンシアでは後半戦でほとんど出場機会を得られず、放出候補にリストアップされていたベテランMFだが、残りの年俸の一部を受け取って退団した後、ギリシャの地で自身の価値を証明する素晴らしいスタートを切っている。

(via SPORT)

【本日の総括】

プレシーズン第3戦カステリョン戦は、サトやディエングら新戦力の活躍という収穫はあったものの、2名の退場者を出し逆転負けを喫する厳しい結果となりました。右SBの深刻な野戦病院化など課題は山積しており、クラブ運営へのファンの不満も限界に達しつつあります。補強の進展が急務となっています。