カンテラーノの流出とマスタントゥオーノ、アセンシオらの去就

レアル・マドリードは、トップチームの戦力を整える一方で、下部組織「ラ・ファブリカ」の有望なカンテラーノたちを売却することで、凄まじい額の資金回収を行っている。

まず、レアル・マドリードの下部組織やカスティージャを率い、今夏にフラムの監督に就任したアルバロ・アルベロア氏が、かつての愛弟子であるゴンサロ・ガルシアとセサール・パラシオスの2名を連れてロンドンへと去った。この2名の移籍に伴う取引額は実質5000万ユーロ(50キロ)に上り、フラムのシャヒド・カーン会長もクラブの未来を担う大補強として絶賛している。アルベロア新監督はパラシオスについて、『セサールは、見るために観戦チケットを買いたくなるような選手。まるで魔法使いのようで、並外れた才能を持っている。とても働き者でもある。若く、野心的で才能に溢れており、我々のレベルを間違いなく高めてくれる素晴らしい補強だ』と評し、ゴンサロについても『ゴンサロのことは非常によく知っている。スピードも、クオリティも、フォワードに必要なすべてを備えている。チームに彼を迎えられて本当にラッキーだ』と手放しで賞賛している。また、DFヴィクトル・バルデペニャスがフィオレンティーナへ800万ユーロで完全移籍。これにより、マドリードが今夏のカンテラーノ売却によって手にした金額は、総額で1億7800万ユーロ(178キロ)という驚異的なデジタルを記録している。

さらに、1年前にRiver Plateから6300万ユーロというアルゼンチン史上最高額で獲得した18歳の逸材、フランコ・マスタントゥオーノが、セリエAのフィオレンティーナへ1年間の期限付き移籍(買い取りオプションなし、2026/27シーズン終了後の即時更新オプションあり)することが決定した。マドリードは彼の放出を望んでいなかったが、マドリードの分厚い中盤での競争から、成長のために欧州内でのローンを選択。フィオレンティーナのファビオ・グロッソ監督とファビオ・パラティチSDが直接電話をかけ、出場機会を約束したことで本人が合意した。マスタントゥオーノの350万ユーロの年俸は、レアル・マドリードとフィオレンティーナが半額ずつ(折半)負担する契約となっている。

一方で、カンテラーノのセンターバックであるアセンシオについては、モウリーニョは完全に構想外としており、クラブは退団を認める条件として最低2500万ユーロの移籍金を要求している。(via Estadio Deportivo / MARCA / ElDesmarque / SPORT)