ラファ・ナダル
レアル・マドリードの理事会(フロント)入りが取り沙汰されているテニス界のレジェンド、ラファ・ナダルですが、かつて地元クラブであるRCDマジョルカの株主として経営に関わり、わずか1年余りで苦い離脱を経験した過去の経緯が改めて注目を集めています。
16年前の2010年7月、経営危機と破産手続きに瀕していたマジョルカを救うため、ナダルファミリーはクラブ株式の10%(ラファが5%、叔父で元バルセロナ・代表DFのミゲル・アンヘル・ナダルが5%)を取得。クラブの生き残りと地域社会への貢献を目的として経営に参画しました。
しかし、当時の経営トップであったリョレンス・セラ・フェレール代表と、現場を指揮するミハエル・ラウドルップ監督およびミゲル・アンヘル・ナダルコーチ陣との間でスポーツ面の方向性を巡り激しい意見対立が発生。2011年9月にラウドルップのアシスタントコーチが解任されたことで泥沼化し、ラウドルップ監督が辞任する事態に発展しました。
ラウドルップ側を全面的に支持したナダルファミリーは経営陣との関係が修復不可能となり、2011年10月に取締役を辞任。その後、所持株式をドイツ人実業家に売却して経営から完全に撤退しました。
苦い後味を残した撤退劇であったものの、ラファ・ナダルはその後も熱烈なファンとしてスタジアムへ足繁く通い、1部昇格時には祝福メッセージを投稿したり新ユニフォームの発表モデルを務めるなど、地元クラブへの変わらぬ愛情を示し続けています。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のオフフィールドニュースでは、悲劇に見舞われたフェスス・デ・ミゲル選手への支援の輪がサッカー界全体へ広がる様子や、フリック監督の公式SNS開設劇、ジョルディ・アルバが明かした家族の心温まる秘話など、ピッチ外での深い人間ドラマや素顔が際立つ1日となりました。悲しみの中でも連帯を示し前へ進むスペインサッカー界の情熱が感じられます。