守備のマルチロールであるホセ・マルサ獲得へ向けたロレン・フアロスSDの交渉戦略

マラガCFは、現在の主力メンバーを無事に維持した状態で1部開幕を迎えることに成功したものの、フネス監督は守備陣から中盤にかけての選手層を厚くするための補強を強く求めています。現在クラブが優先的に獲得を目指しているのは、センターバック、ダニ・サンチェスの売却が間近に迫っている左サイドバック、およびセントラルミッドフィールダーの3ポジションです。

この補強課題を一挙に解決する可能性を秘めているのが、ベルギー1部のKVメヘレンに所属する24歳のディフェンダー、ホセ・マルサです。マルサはセンターバックと左サイドバックの両方を高いレベルでこなせる左利きのマルチロールであり、バルセロナの育成組織ラ・マシアの出身です。これまでスポルティングCPやアンドラ、スポルティング・ヒホンなどでプロとしての経験を積んでおり、足元の技術の高さからフネス監督が目指すビルドアップ重視の戦術にも完璧に適合すると評価されています。

今夏には同じアンダルシアのライバルであるカディスCFも獲得に動いたものの、交渉は失敗に終わっていました。しかし、マラガのスポーツディレクターを務めるロレン・フアロス氏は、現在マルサがKVメヘレンとの間で最終契約年(ラスト1年)を迎えている点に注目しています。これにより、ベルギー側が要求する移籍金の設定額が引き下げられることは確実であり、マラガ側が現実的な移籍金で完全移籍、あるいは買い取りを見据えた形で獲得するための大きなアドバンテージを握っています。人員整理と補強を同時に完了させるべく、市場閉幕に向けた緊迫した駆け引きが続いています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

3日後に控えたアトレティコ・マドリードとの1部復帰戦に向け、マラガCFはプレシーズンの手応えを維持しつつも、7名の負傷・出場停止による離脱者という極めて厳しい現実に直面しています。フネス監督がフルハム戦をベースとした戦術の最適化を急ぐ中、ピッチ外ではロレン・フアロスSDが守備のマルチロールであるホセ・マルサ獲得へ向けた交渉を本格化させており、移籍市場最終盤の動きがこれからの命運を大きく左右することになります。