物議を醸す審判問題

ジローナ戦の87分、ペナルティエリア内でエンバペがヴィトール・レイスから明確な肘打ちを受け、頭部から流血する裂傷を負った。しかし、主審のハビエル・アルベロア・ロハスはPKを宣告せず、VARを担当していたダニエル・トルヒージョ・スアレスも介入しないという不可解な判定が下された。

元国際審判員のマテウ・ラオスはこのプレーについて次のように激しく非難している。

『VARは彼を助け、PKを宣告するべきだった』

ラオスは、主審が下半身での接触に気を取られ、上部で起きた決定的な接触を見逃した可能性を指摘しつつ、ディフェンダーの無謀な動きが明らかにフォワードの軌道を変えていると断じた。さらに、このような見逃しが現在のプロトコルの欠陥や、審判チーム全体の連携不足を浮き彫りにしていると苦言を呈した。

この大誤審の直後、コパ・デル・レイ決勝(アトレティコ対レアル・ソシエダ)の主審としてアルベロア・ロハスが指名されたことが火に油を注ぎ、マドリディスタの間で怒りと不信感が爆発している。マジョルカ戦で見逃されたパブロ・トーレへのPKや今回のエンバペへのファウル見逃しにより、レアル・マドリードは直近で勝ち点5を失っているとの不満が渦巻いており、レフェリングの完全性に対する疑念の声が上がっている。(via SPORT, MARCA, Estadio Deportivo)