選手採点は軒並み大荒れ!唯一の救いはマーク・ロカの奮闘とアブデの帰還
この日のレバンテ戦における守備の完全な大崩壊を受け、スペイン現地メディアの選手評価は極めて荒れた厳しいものとなっています。
GKアルバロ・バジェスは、14分に決定的な一対一を防ぐなど数多くのセーブを見せ、それ以上の虐殺を防いだものの、5失点という結果から「合格点は与えられない」と不満が残りました。
右サイドのエクトール・ベジェリンには最も過酷な評価が下されました。前半アディショナルタイムに信じられない生ぬるいバックパスで相手の勝ち越しロブシュートを直接献上。後半にもヒールでの軽率なクリアから4点目を奪われるきっかけを作るなど、守備の崩壊の主犯として厳しく叩かれています。
マルク・バルトラは、1-1の同点ゴールを決め、前半にゴールライン上でのクリアを披露したものの、守備では3失点目でブルゲに空中戦で敗れ、自身の背後へのロングボールへの対応に終始苦しみました。
ナタンは、これまで見せていた堅牢なパフォーマンスが一転して崩壊。5失点目の場面では完全に諦めて棒立ちでボールを見つめており、現地メディアからは「やる気のない恥ずべき態度」と警告に近い厳しい論調が向けられています。フラン・ガルシアも攻撃では推進力を見せたものの、5失点目の棒立ちの守備を含めて本職のディフェンス面で大きな欠陥を晒しました。
ファクンド・ベルナルは、中盤のフィルター役として機能できず、激しさを誤って不要なファウルを繰り返し、中盤の守備バランスを完全に破壊してしまいました。
その一方で、この大惨事の中で唯一合格点を勝ち取ったのがマーク・ロカです。同点ゴールの起点となる競り合いのヘディングそらしを見せ、さらにパロットに極上のクロスを届けるなど攻撃を活性化。守備面でもタックル成功率100%、デュエル勝率100%をマークし、中盤で文字通り孤軍奮闘しました。
前線では、パロットは同点ゴールのために身を投げ打ってキープするなど献身的な動きを見せたものの、後半立ち上がりの完全にフリーでのヘディングシュートを外したミスが結果的にチームに死を招いたとして戦犯扱いされました。途中交代で入ったネルソン・デオッサは、パスを出すのに4回タッチを必要とするほど判断が遅く、「ベティスでプレーするレベルにない」とメディアから辛辣の極みを突きつけられています。
唯一の好材料は、怪我でプレシーズンをすべて棒に振っていたエズ・アブデの復帰です。後半途中から出場すると、キレのあるドリブルやラボーナでのクロスなどで攻撃を一人で活性化。この大敗の中で、アブデの帰還だけが唯一の明るいニュースとしてサポーターに慰めを与えました。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
レバンテとの敵地戦は、信じられないような守備の致命的ミスが重なり5-2という歴史的惨敗を喫しました。開幕2連勝の堅守から一転、ディフェンスラインの崩壊とセットプレーの弱さが浮き彫りになり、ペジェグリーニ監督も「大災害」と断じました。しかし、キャプテンのイスコや期待のアブデの復帰、孤軍奮闘したマーク・ロカの存在は数少ない光明です。移籍市場の締め切りまで残り3日、アムラバト争奪戦やナタンのメガクラブからの関心の行方、そして中盤の売却劇を成功させて選手登録枠を空けられるか、クラブは運命の72時間を迎えます。