マタラッツォ監督が吐露した本音 フロントとの熱い議論と正GK論争への見解
未だに補強が発表されない厳しい現状に対し、2028年夏まで1年間の契約延長を完了したばかりのペレグリーニ・マタラッツォ監督は、自身の胸中にあるリアルな本音を明かしました。
特に、会長やSDとの移籍市場における戦略会議では、激しい意見の対立があったことを素直に認め、以下のように語りました。
『私は常にクラブの一員としての自覚を持ち、組織のやり方を支持する人間です。だからこそ、自分の口からメディアに対して特定の選手や補強を声高に要求するようなことはしません。しかし、プロのフットボールの世界においては、常に周囲を気遣うだけの“良い人”でい続けるわけにはいかないのです。私たちは4つのコンペティションを戦わなければならず、チームの戦力バランスを保つためには、どうしても獲得しなければならない選手がいます。そのため、ジョキン(会長)やエリック(SD)とは、時には非常に感情的で、熱い言葉を交わす議論を行うこともありました。ですが、それこそが互いの本気度の表れであり、このビジネスにおいて極めて当たり前で、良いチームを作るために必要なことなのです』
さらに、サポーターやメディアの間で議論を呼んでいるゴールキーパーの正守護神問題についても、監督独自の冷徹なアプローチを示しました。
『私はもう、このチームに絶対的な1番手や2番手のキーパーという固定の序列を設けるつもりはありません。アレックス・レミロもウナイ・マレーロも、非常に優れたゴールキーパーであり、今シーズンはどちらも多くの試合に出場することになります。私の中ではすでに明確なプランと対話があり、選手たちも状況を100パーセント理解しています。だからこそ、今後は毎週のようにどちらが先発で出場するのかといった終わりのない質問に答えることはしません。対戦相手を翻弄するためにも、直前まで誰がピッチに立つのかを明かさないことも、ひとつの戦略的な選択肢です』
監督は、新戦力が不在の中でも手元のリソースを最大限に生かし、戦術的なバリエーションで過酷なリーグをねじ伏せる不退転の決意を示しました。(via DiarioVasco)