復帰戦における戦士たちの個別評価とエル・デスマルケによる全選手採点
14年ぶりの1部復帰戦において、ビジャレアルを相手に真っ向勝負を挑んだラシンの選手たちに対し、現地メディアのエル・デスマルケによる詳細な評価点(10点満点)と寸評が以下のように発表されました。
🔵 ジュレン・アギレサバラ(5.5)
前半の2失点については相手の驚異的なシュートに驚かされ防げなかった。しかし、後半に完全に崩された場面でアヨセやムリーニョの決定的なシュートを身体を張って防ぐなど、見事な好セーブを連発してチームを救った。
🔵 アルバロ・マンティージャ(6)
右サイドバックとして守備で非常に堅実な対応を見せた。それだけでなく、タイミング良く攻撃にも顔を出し、右サイドから果敢な突破を繰り返して最後まで走りきった。
🔵 パブロ・ラモン(6.5)
センターバックとして極めて集中した素晴らしいパフォーマンス。特に対人戦やデュエルにおいてビジャレアルの強力なアタッカー陣に対して抜群の強さを示し、高い信頼感を提供した。
🔵 ペドロ・フェリペ(採点なし)
開始わずか15分で太ももの大怪我により無念の涙の負傷交代となったため、採点なし。
🔵 ジョージ・サリナス(6.5)
左サイドから抜け目のない素晴らしいアクションを見せ、エリア内でファウルを受けて貴重なPKを奪取した。顔を上げた時のクロス精度も相変わらず高く、常にチャンスの起点となった。
🔵 グスタボ・プエルタ(5.5)
中盤の「掃除屋」として、広範囲にわたって泥臭くボールを回収する素晴らしい働きを見せた。しかし、激しいインテンシティの影響か、後半は徐々にスタミナ切れとなりパフォーマンスが低下した。
🔵 セルヒオ・マルティネス(7.5)
夢のような1部デビューを飾った。目の覚めるような弾丸ボレーシュートを突き刺し、涙を流してエンブレムにキス。ゴールだけでなく、中盤の底での守備強度や落ち着いたゲームメイクでも大活躍し、この日の最高評価を獲得した。
🔵 セルヒオ・カナーレス(5.5)
随所に類い稀なクオリティと狭いスペースでの技術の高さを見せたものの、試合全体を通じた存在感やチームの攻撃への直接的な関与度という点では、まだコンディション向上の余地を残す内容となった。
🔵 アンドレス・マルティン(6.5)
プレッシャーのかかるPKを冷静に右隅へと沈め、14年ぶりの記念すべき復帰第1号ゴールを記録した。ラ・リーガ公式からこの試合のMVPに選出され、その勝負強さを示した。
🔵 イニゴ・ビセンテ(7)
ピッチ上を自由自在に漂いながら、バイタルエリアで決定的なパスを何本も供給した。1部リーグのレベルであっても、彼のクリエイティビティと技術が完全に通用することを証明してみせた。
🔵 アシエル・ビジャリブレ(4)
「エル・ブファロ(雄牛)」の異名を持つストライカーだが、この日はボールを保持した際のキープや展開においてミスが目立ち、精彩を欠いた。前線での献身的な守備や走力は見せたものの、攻撃面では物足りない評価となった。
🔵 マヌ・エルナンド(5.5)
フェリペの急なアクシデントにより15分からスクランブル投入されたが、すぐに試合のペースに順応。エリア内での危険なこぼれ球を落ち着いてクリアするなど、ディフェンスラインの崩壊を防いだ。
🔵 ヤシ・ザビリ(6)
後半に投入され、前線での力強いフィジカルを活かして攻撃に素晴らしいアクセントを加えた。試合終盤には鋭いヘディングシュートを放ち、あと一歩で勝ち越しゴールという決定機を作り出した。
🔵 マゲッテ・ゲイ(5.5)
途中出場から中盤に安定感とバランスをもたらした。ボールを持った際にも非常に落ち着いた判断でシンプルなパスを配り、ビルドアップのテンポを整えた。
🔵 ディエゴ・ディアス(5)
試合終盤の交代出場となり、限られた時間の中で守備のタスクをこなした。
🔵 ファク・ゴンサレス(5)
守備を固めるために終盤にピッチに入り、ディフェンスラインの決壊を防ぐためのタスクを実行した。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
14年ぶりのラ・リーガ1部復帰戦という歴史的な舞台において、ラシン・サンタンデールはエル・サルディネロに集まったサポーターの圧倒的な熱気とともに、強豪ビジャレアルを相手に2-2という劇的なドローゲームを演じました。19歳の超新星セルヒオ・マルティネスの衝撃的なデビューボレー弾やカナーレスの16年ぶりの感動的な凱旋、そしてピッチ外ではイゲラ会長による若手サリナスの売却拒否宣言とさらなる大型補強への野心など、素晴らしい未来を予感させるこれ以上ない新たな航海のスタートとなりました。