ウナイ・アルバ バルサからバレンシアのGKコーチに復帰

1978年生まれでバスク出身の48歳、元プロゴールキーパーのウナイ・アルバは、FCバルセロナを退団してバレンシアCFのゴールキーパーコーチに就任することで合意した。慣れ親しんだ古巣の育成・トップチーム構造を再編する動きであり、すでに契約締結に向けた最終段階に入っている。

バレンシアのスポーツディレクターを務めるブラウリオ・バスケスは、内部構造を熟知した人材を集めて各部門の連携を強化する改革を進めている。その一環としてダリオ・ナバロらを呼び寄せたため、パテルナの練習場を知り尽くした指導者を呼び戻す決断を下した。彼はエイバルやアスレティック・ビルバオ、エルキュレスなどでGKとして活躍し2014年に現役を退いた後、バレンシアの育成部門で指導者キャリアをスタートさせた人物だ。

彼は2014年7月から2023年12月までの約9年間にわたり、バレンシアのアカデミーでコーディネーターや育成年代の指導者を歴任してきた。その後、2023年12月にFCバルセロナのBチームであるバルサ・アトレティコへ移籍し、ラファ・マルケスやジュリアーノ・ベレッティといった監督の下で指導力を磨いた。約3年間のバルセロナ滞在を経て、指導者としての幅を広げたタイミングで古巣からの復帰要請に応じる形となった。

バレンシアのトップチームを指揮するハビエル・アギーレ監督は、長年連れ添ったホセバ・イトゥアルテの入閣を望んでいたものの、クラブ側は帯同スタッフをトニ・アモールとポル・ロレンテの2名に限定した。そのため、クラブ主導で信頼の厚い彼を呼び戻し、トップチームのアンドニ・オチョトレナとともにゴールキーパー陣を指導させる体制を整えた。今回の契約は初期段階として2026年6月30日までの単年度契約となり、水曜日の練習から現場に合流する予定だ。

この移籍については、AS紙が先行して報じた内容をElDesmarqueが追認する形で判明した。両紙の報道によれば、バルセロナとの契約解除は穏やかな形で完了しており、現場への復帰に向けた手続きは順調に進んでいる。

今回の人事刷新が意味するのは、バレンシアがクラブ固有のメソッドと育成方針を取り戻し、トップチームと下部組織の連動性を高めようとしている姿勢だ。守護神ストーレ・ディミトリエフスキらの指導体制が変わることで、チームの守備構築にどのような変化が生じるかが注目される。次の焦点は、水曜日のトレーニング開始と、コパ・デル・レイのタベルネス戦におけるゴールキーパー起用だ。(via ElDesmarque / AS)